PwCコンサルティング/企業のグローバルロジスティクス改善支援でコネクテッド・カー・アプリ開発のフレクト社と協業を開始 物流システム 2023.06.17 PwCコンサルティング、企業のグローバルロジスティクス改善支援でコネクテッド・カー・アプリ開発のフレクト社と協業を開始 クラウド型アプリケーションにより迅速に車両の稼働状況を把握し、業務改善を支援 2017年5月22日PwCコンサルティング合同会社 PwCコンサルティング合同会社(本社:東京都千代田区、代表執行役CEO:足立 晋、以下PwCコンサルティング)と株式会社フレクト(本社:東京都中央区、代表取締役 黒川 幸治、以下フレクト社)は5月22日より、クラウド型コネクテッド・カー・アプリケーション「Cariot(キャリオット)」を用いた企業のグローバルロジスティクス業務改善で協業を開始します。 ロジスティクス業務の改善においては、「現状把握」「課題認識」「改善策立案・実施」から「効果測定」に至るまで長期間の取り組みが必要となります。中でも、出発点となる「現状把握」を正確かつ効率的に行えるかが、プロジェクト全体に大きな影響を及ぼします。本協業では、Cariotを営業、工事、搬送などの車両に装着し、さまざまな情報をデジタルデータでインターネットに送り出せるようにすることで、即時に稼働状況を把握できる体制を目指します。PwCコンサルティングはCariotの導入計画策定、データアナリティクス、ロジスティクス業務の改善施策立案・実行、関連する情報・業務システムの変更などを含めた全体デザインを支援します。 フレクト社が開発したCariotは、Salesforceプラットフォームと連携するクラウド型の車両管理アプリケーションで、車両に専用端末を装着するだけで利用可能です。速度、走行距離、燃費など車両内部で保有する情報と、GPSセンサーで取得する位置情報をリアルタイムに専用サーバーに送信します。蓄積された情報をもとに、配送ルートの最適化、到着時刻の予測、取引先への位置情報共有などが可能となります。また、稼働状況レポートの作成やダッシュボード化、業務報告書の自動生成などの機能を提供します。クラウド型アプリケーションの特徴である「すぐに始める」ことで、迅速なROI把握を実現します PwCコンサルティングは国内企業やグローバル企業向けにクラウド型ソリューションおよびSCMパッケージの導入において豊富な実績を有します。企業のロジスティクス業務改善においては、到着・配送の「時間」把握が重要な要素です。Cariotを活用することでデータ収集、分析の高速化、高精度化を後押しします。Cariotとグローバル対応SIMを搭載した専用車載器は、米国および東南アジアの一部の国で稼働実績があり、海外拠点も含め、データの一元管理を行うことができます。 昨今、労働力不足や消費者ニーズの多様化により、物流業界は難しい課題に直面しています。取引先との契約条件見直しや複数社による共同配送の企画など、さまざまな議論が沸き起こり、社会問題となっています。PwCコンサルティングは、今回の協業を機に、ロジスティクス業務を短期間で改善し、企業が長期にわたって成長していく体制の構築を目指します。また、商社、物流、建設、製造業など各業界に精通したコンサルタントが、ロジスティクス領域に限らずサプライチェーン全般における変革を戦略立案から実行まで支援します。 以上 PwCコンサルティング合同会社についてPwCコンサルティング合同会社は、経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、グローバル市場で競争力を高めることを支援します。 PwCについてPwCは、社会における信頼を築き、重要な課題を解決することをPurpose(存在意義)としています。私たちは、世界157カ国に及ぶグローバルネットワークに223,000人以上のスタッフを有し、高品質な監査、税務、アドバイザリーサービスを提供しています。詳細はwww.pwc.comをご覧ください。