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ゼロ/売上高は前年比0・2%増、経常利益は前年比2・9%減(平成29年6月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年6月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)

単位・百万円  

          売上高  営業利益  経常利益  当期純利益

29年6月期第3四半期 59,375 0.2  4,534 0.7  4,492 △2.9  2,801 △8.2 

28年6月期第3四半期 59,235 ―  4,502 ―   4,625 ―   3,053 ― 

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調を維持しており、消費マインドも改 善しております。しかしながら、国際情勢や為替水準の変化により不透明な状況が推移しており、有効求人倍 率は上昇し労働需給が逼迫した状態は継続しております。自動車業界においては、国内メーカーの国内新車の 販売台数は前年同四半期連結累計期間(以下、前年同期という)比で104.1%(日本自動車工業会統計デー タ)となり持ち直しの動きを見せております。中古車市場は国内販売台数が前年同期比で100.8%と堅調に推 移しておりますが、輸出台数は前年同期比94.1%と低調な動きとなっております。 このような環境下において、当社グループは、各セグメントにおいて市場環境の変化に対応した戦略的な 営業活動を推進するとともに、3つの事業のグループシナジーを強化することでより付加価値の高いサービス の創出に努めると同時に、コスト削減など収益管理体制の強化に向けた活動を推進いたしました。 当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上収益5 93億75百万円(前年同期比 100.2%)、営業利益45億34百万円(前年同期比100.7%)となりました。また税引前利益は44億92百万円(前 年同期比97.1%)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、28億1百万円(前年同期比91.8%)とな りました。

(略)

セグメントの業績は次のとおりです。

①自動車関連事業

当事業においては、当社の主要取引先である日産自動車の国内新車販売台数が前年同期比103.4%の 467,587台(日本自動車工業会統計データ)となりましたが、第2四半期連結累計期間までの日産車の新車 輸送の減収を回復させるには至りませんでした。日産以外の新車・中古車輸送の取引拡大に向けた新規顧客 開拓活動を推進してまいりましたが、為替の影響等による中古車輸出市場の落ち込みによる中古車輸出事業 の受注減少などにより、自動車関連事業全体の売上は減少いたしました。 これらの結果、売上収益は440億41百万円(前年同期比96.5%)となり、セグメント利益は46億50百万円 (前年同期比96.3%)となりました。

②ヒューマンリソース事業

景気の回復基調に伴い企業の人材需要は増加傾向にありますが、大都市部の人件費高騰と人材難は深刻化 しています。企業は人材活用ニーズの波動に合わせた派遣要請や採用活動を進めていましたが、少子高齢化 の進展するなか人材確保のための創意工夫が求められています。このような状況下において、当社グループ は事業展開の地域構成比を見直し、人材の求めやすい地域へシフトし都市部における業績の鈍化を補ってま いりました。これらの結果、売上収益は111億40百万円(前年同期比114.0%)となり、セグメント利益は4 億84百万円(前年同期比142.9%)となりました。

③一般貨物事業

当事業においては、港湾荷役事業が堅調に推移したことと、保管・輸送事業では既存顧客の深耕により新 規業務を獲得したことなどによって増収となりました。これらの結果、売上収益は41億92百万円(前年同期 比109.6%)となり、増収効果によりセグメント利益は7億87百万円(前年同期比123.5%)となりました。

なお、上記報告セグメントに含まれていない全社費用(当社の管理部門に係る費用)等は「2.『要約四 半期連結財務諸表及び主な注記』の『セグメント情報』」に記載のとおり「調整額」の項目として計上して おり、13億87百万円となります。

(略)

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