内外トランスライン/経常利益は前年比49%増(平成29年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年12月期第1四半期 5,189 1.8 362 34.8 389 49.0 377 127.8 28年12月期第1四半期 5,097 △8.1 269 △33.9 261 △35.6 165 △32.3 (注) 包括利益 29年12月期第1四半期 391百万円( -%) 28年12月期第1四半期 △26百万円( -%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間(平成29年1月1日~平成29年3月31日)におけるわが国経済は、政府による経済政 策等により景気は緩やかな回復傾向が継続したものの、米国新政権の政策動向やEU諸国の今後の政治動向など世界 経済の不確実性の高まりもあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。 一方、当社業績に大きな影響があるわが国の貿易については、輸出、輸入とも対前年比増加傾向にあり、特に中 国、アジア向けの輸出が持ち直しを見せております。 このような状況の下、当社グループは、新たに策定した第3次中期経営計画(平成29年1月~平成31年12月)の基 本方針に基づき、国際総合フレイトフォワーダーとしてさらなる成長を目指す取組みを強化してまいりました。 当社グループの実績につきましては、単体では、主軸の輸出混載輸送の取扱量、売上高ともわずかに減少したも のの、仕入原価が低下したことにより減収増益となり、また、連結子会社においては、平成28年11月より営業を開 始した倉庫事業を営む内外銀山ロジスティクス株式会社の売上、利益が寄与したこと及びフライングフィッシュ株 式会社の収益構造改善により増収増益となりました。 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は5,189百万円(前年同四半期比1.8%増)、営業利益は 362百万円(同34.8%増)、経常利益は389百万円(同49.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は377百万 円(同127.8%増)と、売上高、利益とも前年同四半期を上回りました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 ① 日本 日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当第1四半期連結累計 期間における売上高は、単体の輸出混載輸送及びフルコンテナ輸送においていずれも前年同四半期比微減となっ たものの、グループ会社のフライングフィッシュ株式会社が前年同四半期を大きく上回り増収となり、また、セ グメント利益(営業利益)においても同様に増益となりました。 この結果、日本セグメントにおける売上高は、3,465百万円と前年同四半期と比べ7百万円(0.2%増)の増収 となり、セグメント利益(営業利益)は221百万円と前年同四半期と比べ66百万円増加(43.2%増)いたしまし た。 ② 海外 当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社10社を有しており、これらの子会社の売上は日本からの貨物 の取扱が中心となります。当第1四半期連結累計期間における海外売上高は、内外銀山ロジスティクス株式会社 の売上寄与等により増収となり、また、セグメント利益(営業利益)においても同様に増益となりました。 この結果、海外セグメントにおける売上高は、1,723百万円と前年同四半期と比べ84百万円(5.1%増)の増収 となり、セグメント利益(営業利益)は147百万円と前年同四半期と比べ26百万円増加(22.3%増)いたしまし た。 (略)