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アスクル/新たな価値を提供する物流拠点「ASKUL Value Center 日高」を新設

物流不動産・施設 2023.06.17

LOHACO のマーケティング思想を実現する新発想の物流センター

新たな価値を提供する物流拠点「ASKUL Value Center 日高」新設

~約 420 名のスタッフ雇用を継続し、LOHACO 完全復活を目指して 4 月 20 日に出荷開始~

アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩田彰一郎、http://www.askul.co.jp/ 、以下アス クル)は、2017 年 2 月に発生した火災により、LOHACO の東日本向け基幹センターであった「ASKUL Logi PARK 首都圏」(以下 ALP 首都圏)の出荷能力を失ったことを受け、新たな物流拠点「ASKUL Value Center 日 高」(アスクルバリューセンター日高、所在地:埼玉県日高市、以下 AVC 日高)を新設し、2017 年 4 月 20 日か ら出荷を開始いたしました。 AVC 日高は、先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ の日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、http://www.glprop.co.jp/ 、以下 GLP)の新築物件「GLP 狭山日高Ⅱ」の1階から3階部分で構成されま す。

1.「ASKUL Value Center」 の位置づけ

AVC 日高は、アスクル初の LOHACO 専用物流センターとなります。LOHACO 専用のセンターとすることで、 これまでアスクルが「LOHACO EC マーケティングラボ」の活動を通じ、メーカーと共に取り組んできた EC なら ではの「デジタル」マーケティングに、「リアル」マーケティングを追加することを可能にします。これまでの「デジ タル」マーケティングは、Web サイト上のリコメンドや、販促企画、メルマガや広告配信といったものに限られてき ましたが、これに加えて、メーカー様のサンプル品やチラシ・リーフレットの同梱発送といった「リアル」マーケテ ィングを、アスクルのもつビッグデータを活用して効果的に行うことで、AVC 日高はお客様とメーカーとの接点を より強化するプラットフォームとして機能していきます。一つの箱の中に、様々な価値を詰めてお客様にお届け する~one box multi value~という想いを込めて、この新発想の物流センターを「ASKUL Value Center」と名付 けました。

2.AVC 日高の特徴

AVC 日高は圏央道と国道 16 号の結節点に立地し、圏央道を利用して、東名・中央道・関越道・東北道・常磐 道へのアクセスが良好であり、LOHACO の東日本エリアをカバーする基幹センターとして運営してまいります。 ALP 首都圏は、LOHACO のほか BtoB の出荷にも対応する必要があったため、LOHACO に特化した商品在庫 方法やピッキング手法を採用することが難しい側面がありました。新設する AVC 日高は、ALP 首都圏の代替 センターとして全く同じ機能のセンターを再現するのではなく、LOHACO 専用センターとして、頻繁に発生する 商品入れ替えに対応する在庫方法、18 時以降の夜間のご注文が多いことに対応する運営方法などを追求し、 さらに進化した物流センターを目指してまいります。また、ALP 首都圏に設営しておりました精米センター「アス クルライスセンター」の早期開設と、冷蔵設備の導入も視野に入れ、取扱商材の拡大を実現してまいります。 AVC 日高は、2017 年 4 月 20 日にまずはハンディピッキング方式による商品出荷を開始し、同年 6 月末には 簡易マテリアルハンドリングシステムと自動梱包機を導入、同年 9 月末にはコンベアラインの設置を行い、2018 年初頭にはシャトルシステムの設置とコンベアラインを増設し、段階的に物流センターの高度化・自動化を進め てまいります。 アスクルがこれまで培った物流センターの設計・運営ノウハウを活かすとともに、LOHACO 専用センターとし て生産性を徹底的に追求し、24 時間 365 日フル稼働の e コマース時代に適したセンターとして構築してまいり ます。

3.安全性に配慮、ALP 首都圏就業スタッフ 420 名の雇用も継続

AVC 日高を開設する GLP 狭山日高Ⅱは、埼玉西部で唯一の免震構造物流施設(※1)であるとともに、液状 化リスクが極めて低い強固な地盤に立地しております。防災センターでのバックアップ電源や井水設備の採用 など、BCP にも配慮された物流センターとなります。また、庫内の防災については、飯能日高消防署のご指導 のもと体制を構築しております。 アスクルは、AVC 日高と、近隣代替センターの「所沢センター」(※2)を合わせて、ALP 首都圏に就業していた スタッフ 740 名(直接雇用 280 名、派遣スタッフ 460 名)のうち 420 名の雇用を継続いたします。

※1 2016 年 4 月時点

※2 埼玉県所沢市南永井、2017 年 3 月 27 日稼働開始、賃借対象面積約 5,500 ㎡・約 1,750 坪。

<施設概要>

名称: ASKUL Value Center 日高

物件名: GLP 狭山日高Ⅱ

所在地: 埼玉県日高市大字上鹿山字茗荷沢 792 番 1 外

着工: 2015 年 4 月

竣工: 2016 年 9 月末

稼動開始: 2017 年 4 月

敷地面積: 約 43,000 ㎡(約 13,000 坪)

賃借面積: 約 46,200 ㎡(約 13,700 坪)

※建物全体延床面積は約 85,700 ㎡(約 25,900 坪)

建物階数: 地上 5 階建(1 階~3 階部分を賃借)

トラックバース数: 59 バース(1 階~3 階部分合計)

※ 本リリースに掲載の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了 承ください。

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