日本通運/日通インドネシア物流、保税物流センター(PLB)のライセンスを取得 物流不動産・施設 2023.06.17 日通インドネシア物流、保税物流センター(PLB)のライセンスを取得 2017年4月17日 ~食品を保管する倉庫としては日系物流企業で初~ 当社の現地法人、日通インドネシア物流株式会社(社長:吉岡浩志)は、3月17日にインドネシア税関総局から、「食品関連」としては日系物流企業で初めてとなる保税物流センター(PLB)※1のライセンスを、ジャカルタ近郊に位置する工業団地内倉庫で取得いたしました。 ※1PLB: PUSAT LOGISTIK BERIKATの略称で、保税物流センターのこと。 PLBは、インドネシア政府により2015年11月に制度化された新しい制度です。同政府は、ASEANにおける物流ハブを目指す新たな取り組みとしてPLBを制定、運用しています。 【PLBライセンスのメリット(従来の保税倉庫との比較)】 保税倉庫は輸入貨物のみ蔵置が可能だが、PLBは輸出・輸入貨物ともに蔵置が可能。 輸入品を倉庫への搬入から搬出時まで、輸入に関する諸税が免除。(関税評価は搬出時) インドネシア非居住者の利用が可能。 蔵置期間が最長3年間可能。(保税倉庫では1年間) 倉庫内で梱包・仕分けなど簡易作業ができる。 (倉庫外観) (倉庫内) 当社は、今後も様々な拠点を展開し、自動車・精密機器関連から医療・アパレル・食品までニーズに合わせてお客様のサプライチェーンをグローバルにサポートします。 【施設概要】 名称 : 日通インドネシア物流株式会社 チカラン保税物流センター(PT. NITTSU LEMO INDONESIA LOGISTIK PLB CIKARANG) 住所 : Kawasan Industri Terpadu Indonesia China KAV.6, Jalan Anggrek Ⅶ,Kota Deltamas, Bekasi, Jawa Barat Indonesia 面積 : 18,182m2 営業開始予定 : 2017年5月中旬