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シーアールイー/物流施設「ロジスクエア千歳」を着工

物流不動産・施設 2023.06.17

物流施設「ロジスクエア千歳」着工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区)は、北海道千歳市で開 発を進めている物流施設「ロジスクエア千歳」に関して、2017 年 4 月 7 日に関係者出席の上、 地鎮祭を執り行い、4 月 8 日に着工いたしました。 なお、ロジスクエア千歳は、テナント企業が既に確定しており、当該企業の専用センターとし て開発する予定で、2017 年 12 月末の竣工を目指し、建設を進めてまいります。

<ロジスクエア千歳 完成イメージ>

■開発プロジェクト概要

施設名称 : ロジスクエア千歳

所 在 地 : 北海道千歳市泉沢

敷地面積 : 49,599.00 ㎡(15,003.69 坪)

用途地域 : 準工業地域

主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)

建物構造 : 鉄骨造 平屋建て

延ベ面積 : 20,885.00 ㎡(6,317.71 坪)(予定)

着 工 : 2017 年 4 月 8 日

竣 工 : 2017 年 12 月末(予定)

設計施工 : JFE シビル株式会社

監 修 : 株式会社 INA 新建築研究所

■開発地

「ロジスクエア千歳」の開発地は、北のゲートウェイである新千歳空港より約 8.3km、道央自 動車道(道央道)「新千歳空港」インターチェンジより約 2.0km に位置し、新千歳空港を利用する 航空貨物の物流拠点として高いポテンシャルを有しています。さらに、道央道を通じ、道内最大 消費地である札幌と、海上貨物取扱量が道内最大を誇る国際拠点港湾の苫小牧港との中継点にも なり、「空・海・陸」全てにおいてバランスのとれた戦略的拠点としての立地メリットを有してお ります。また、千歳臨空工業団地に隣接している為、周辺は倉庫・工場が多く、24 時間稼働が可 能な立地条件を備えております。 道内の物流施設は全国に比べて 1980 年以前に建設されたものの割合が高く※1、今後、施設の 老朽化に対応した物流施設ニーズが見込まれます。また、従来の一次産品の生産地として物流施 設のニーズがあることに加えて、アジア諸国を中心に、北海道の生鮮品・加工食品の認知度が向 上していること、食への安全・安心志向、高級志向が高まっていることから、これら道産品の販 路拡大に伴う物流施設のニーズも高まってくるものと考えております。

※1 出所:日本政策投資銀行

■施設計画概要

「ロジスクエア千歳」は 49,599.00 ㎡の敷地に平屋建て、計画延べ面積 20,885.00 ㎡の物流施 設として開発する予定で、2017 年 4 月 8 日に建設工事に着手し、2017 年 12 月末の竣工を予定 しております。 施設のマスタープランは、高床平屋建てとして東西両面に合計 64 台の大型車両が同時接車可 能なトラックバースを配置、敷地内車両動線は出入口を分けたワンウェイとし、さらに敷地内に 大型車両 80 台の待機スペースを確保することにより、効率的な入出庫オペレーションを実現し ます。倉庫部分の基本スペックは、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは 5.5m 以上、平均照度は 300 ルクス以上を確保し、保管効率の向上に寄与する計画です。 また、階層を平屋建てにする事で、多層階施設に比べ、取り扱う製商品の上下階層間搬送に伴 う時間的なロスをなくし、スピーディーな入出荷オペレーションを実現することで、在庫保管型 や流通加工型センターとしてのみならず、通過型クロスドックセンターとしての機能も兼ね備え た、様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設計画です。上記施設計画は、テナント企業 3 の要望を取り入れつつ、当社の基本スペックも満足し得る計画です。 また、寒冷地仕様として、ロードヒーティングや樋ダクトヒーター等の凍結防止用設備の導入、 断熱性の高いサンドイッチパネルや樹脂サッシ(Low-E 複層ガラス)の採用を予定しており、さら に敷地内には広大な堆雪スペースを確保する等の計画を行い、降雪時も入居テナントのオペレー ションに滞りが無いよう配慮を行っております。

■環境・BCP 対応

全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入等により BELS 評価※2 の取得を予定し ており、第三者機関による認証を取得することにより省エネルギーに配慮した施設であることを 明示して参ります。 また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入や AED の設置により入居企 業の BCP(事業継続計画)への配慮を行っております。

※2 BELS 評価について 国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標で あり、Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。

■株式会社シーアールイー

当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,490 物件、約 125 万坪(約 410 万㎡)※3 の不動産の管 理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス 領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プ ロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。 物流不動産開発においては、現在、物流施設 8 物件、延べ面積約 52,300 坪(約 173,000 ㎡) の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーショ ンシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足さ せた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいり ます。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウを 開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都圏 は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。

(※3 2017 年 1 月末時点)

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