日立造船/燃料電池フォークリフト向け水素発生装置を納入 物流関連商品 2023.06.17 燃料電池フォークリフト向け水素発生装置を納入 Hitz日立造船株式会社は、このほど、トヨタ自動車九州株式会社の宮田工場向けに水素発生装置「ハイドロスプリング」(固体高分子型、24Nm3/h)を納入しました。 ■本件の概要本件は福岡県、トヨタ自動車九州株式会社、九電テクノシステムズ株式会社、豊田通商株式会社の産官チームが水素の製造および利活用を目的に、再生可能エネルギーにより製造した水素により燃料電池フォークリフトを稼動させます。経済産業省の補助事業により行われるもので、当社は再生可能エネルギー由来の電力から水素を製造する水素発生装置の設計・製造を柏工場で行い、現地での試運転までを担当しました。 <概 要>1. 納 入 先: トヨタ自動車九州株式会社 宮田工場内2. 納入機器: 水素発生装置「ハイドロスプリング」(固体高分子型、24Nm3/h)3. 納入時期: 2017年2月 ■水素発生装置「ハイドロスプリング」の特徴当社の水素発生装置「ハイドロスプリング」は、再生可能エネルギーの出力変動に追従して安定した水素を製造することができ、次の特徴を有しています。 1.高い安全性と利便性 ・電気と水だけで、オンサイト/オンタイムで水素を製造、 ボンベの運搬・保管・交換が不要2.高効率および負荷変動追従性 ・固体高分子(PEM)型電解槽採用により高効率に水素を 製造 ・風力発電、太陽光発電等の再生可能エネルギーからの 急激な電力負荷変動に追従3.高品質な水素を製造 ・純度99.999%~99.9999%、露点(大気圧換算)-50℃ ~-70℃の水素を製造 納入した「ハイドロスプリング」