ルノー・日産アライアンス/小型商用車事業部門を新設 SCM・製造拠点 2023.06.17 ルノー・日産アライアンス、小型商用車事業部門を新設 4月1日付でアシュワニ グプタ氏がLCV事業部門担当アライアンスSVPに就任 2017年03月14日 ルノーが有する商用バンの専門知識と日産が主要市場で培ってきたトラックの生産・販売ノウハウが持つ可能性を最大限に引き出すことで、単一の事業部門による小型商用車市場でのリーダーシップ拡大と販売台数の向上を見込む アライアンスのパートナー企業は、単一の事業部門を持つことで、ブランドアイデンティティを維持しながら、相互開発および相互生産、技術の共有化、コスト削減を進め、さらなるシナジーの創出が可能に ルノー・日産アライアンスは14日、小型商用車(LCV)事業部門を新設し、成長を続けるLCV市場で同グループのグローバルプレゼンスの拡大を目指すと発表しました。 アライアンスは、ルノーが有する商用バンの専門知識と、日産が主要市場で培ってきたトラックの製造・販売ノウハウが持つ可能性を最大限に引き出すことで、同グループの小型商用車のグローバル販売台数拡大を目指します。アライアンスのパートナー企業は、アライアンス精神のもとで、各社のブランドアイデンティティをはじめとした販売事業や収益を維持しながら、市場や商品を相互補完的に活用していきます。 ルノー・日産アライアンスの会長兼CEOであるカルロス ゴーンは、「ルノー・日産アライアンスにおける取り組みと、はじまったばかりの日産と三菱自動車との協業を、アライアンスLCV事業部門として集約することで、販売台数の拡大とさらなるシナジーの創出が可能になります。この取り組みに加え、お客さまのニーズや各社が持つ市場特性の知識、主要商品をベースに、既存の成熟市場のみならず、新たな高成長市場におけるパフォーマンスを加速することで、各市場でのリーダーシップを拡大していきます」と述べました。 ルノー・日産アライアンスのLCV事業部門は、アライアンスSVPに就任するアシュワニ グプタ氏が統括します。同氏はアライアンス会長兼CEOのゴーンにレポートします。 同事業部門は、アライアンス各社間の相互開発および相互生産の効率を最大化し、コストおよび技術面においてさらなるシナジーを創出することが期待されます。 ルノーと日産は過去数年間にわたって商用バンおよびトラックの相互生産を行ってきました。その例として、日産の商用バン「NV300」はルノー「トラフィック」のプラットフォームを、日産「NV400」はルノー「マスター」のプラットフォームをベースとした設計となっています。また、ルノーのピックアップトラック「アラスカン」は、日産「ナバラ」のプラットフォームをベースとしています。新設されたルノー・日産アライアンスのLCV事業部門では、日産「アルマーダ」や「パトロール」など、ボディ・オン・フレーム構造のSUVも事業の対象としています。 アシュワニ グプタ インドのデヘラードゥーン出身のアシュワニ グプタは、同国のジャワーハルラール・ネルー大学でエンジニア課程を修了後、フランスのINSEAD(インシアード)ビジネススクールに進み学位を取得しました。2014年より、ルノーの商用車部門のVPとして、同社のグローバルLCV事業を統括しています。2006年、ムンバイにあるルノー・インディアの購買担当ゼネラル・マネージャー(GM)としてルノーに入社。2008年、パリを拠点とするルノー・ニッサンパーチェシングオーガニゼーション(RNPO)にてブレーキシステムを担当するグローバル・サプライヤー・アカウント・マネージャーに就任しました。2009年、グローバル購買担当のデピュティ・ゼネラル・マネージャー(DGM)としてルノー・日産B.V.に入社。2011年、日産のダットサンプロジェクト担当グローバル・プログラム・ダイレクターに就任し、インド、ロシア、インドネシア、南アフリカにおけるダットサン車の開発を主導しました。1992年に民間セクターにおける開発および購買からキャリアをスタートさせた同氏はその後自動車業界で数々の管理職を歴任しています。 2016年販売実績 2016年、ルノーグループ(アフトワズ含む)はグローバルで累計443,931台のLCVを販売しました。最も売れたLCVモデルは「カングー」で118,200台。続いて「マスター」(91,900台)、「トラフィック」(81,600台)となっています。 日産は同年、グローバルで815,490台のLCVを販売しました。モデル別では台数が多い順に「NP300」(196,257台)、「フロンティア」(102,497台)、「NV200」(54,118台)でした。 三菱自動車は同年、グローバルで248,000台のLCVを販売しました。最量販モデルは「トライトン/L200」で125,000台を販売しました。 アライアンスグループのLCVに関するサイト ルノーグループ:http://media.renault.com/global/fr/renault/Product/LightCommercialVehicles.aspx 日産:http://www.nissanlcv.com/JP/ 三菱自動車:http://www.mitsubishi-motors.com/jp/index.html
4月1日付でアシュワニ グプタ氏がLCV事業部門担当アライアンスSVPに就任 2017年03月14日 ルノーが有する商用バンの専門知識と日産が主要市場で培ってきたトラックの生産・販売ノウハウが持つ可能性を最大限に引き出すことで、単一の事業部門による小型商用車市場でのリーダーシップ拡大と販売台数の向上を見込む アライアンスのパートナー企業は、単一の事業部門を持つことで、ブランドアイデンティティを維持しながら、相互開発および相互生産、技術の共有化、コスト削減を進め、さらなるシナジーの創出が可能に ルノー・日産アライアンスは14日、小型商用車(LCV)事業部門を新設し、成長を続けるLCV市場で同グループのグローバルプレゼンスの拡大を目指すと発表しました。 アライアンスは、ルノーが有する商用バンの専門知識と、日産が主要市場で培ってきたトラックの製造・販売ノウハウが持つ可能性を最大限に引き出すことで、同グループの小型商用車のグローバル販売台数拡大を目指します。アライアンスのパートナー企業は、アライアンス精神のもとで、各社のブランドアイデンティティをはじめとした販売事業や収益を維持しながら、市場や商品を相互補完的に活用していきます。 ルノー・日産アライアンスの会長兼CEOであるカルロス ゴーンは、「ルノー・日産アライアンスにおける取り組みと、はじまったばかりの日産と三菱自動車との協業を、アライアンスLCV事業部門として集約することで、販売台数の拡大とさらなるシナジーの創出が可能になります。この取り組みに加え、お客さまのニーズや各社が持つ市場特性の知識、主要商品をベースに、既存の成熟市場のみならず、新たな高成長市場におけるパフォーマンスを加速することで、各市場でのリーダーシップを拡大していきます」と述べました。 ルノー・日産アライアンスのLCV事業部門は、アライアンスSVPに就任するアシュワニ グプタ氏が統括します。同氏はアライアンス会長兼CEOのゴーンにレポートします。 同事業部門は、アライアンス各社間の相互開発および相互生産の効率を最大化し、コストおよび技術面においてさらなるシナジーを創出することが期待されます。 ルノーと日産は過去数年間にわたって商用バンおよびトラックの相互生産を行ってきました。その例として、日産の商用バン「NV300」はルノー「トラフィック」のプラットフォームを、日産「NV400」はルノー「マスター」のプラットフォームをベースとした設計となっています。また、ルノーのピックアップトラック「アラスカン」は、日産「ナバラ」のプラットフォームをベースとしています。新設されたルノー・日産アライアンスのLCV事業部門では、日産「アルマーダ」や「パトロール」など、ボディ・オン・フレーム構造のSUVも事業の対象としています。 アシュワニ グプタ インドのデヘラードゥーン出身のアシュワニ グプタは、同国のジャワーハルラール・ネルー大学でエンジニア課程を修了後、フランスのINSEAD(インシアード)ビジネススクールに進み学位を取得しました。2014年より、ルノーの商用車部門のVPとして、同社のグローバルLCV事業を統括しています。2006年、ムンバイにあるルノー・インディアの購買担当ゼネラル・マネージャー(GM)としてルノーに入社。2008年、パリを拠点とするルノー・ニッサンパーチェシングオーガニゼーション(RNPO)にてブレーキシステムを担当するグローバル・サプライヤー・アカウント・マネージャーに就任しました。2009年、グローバル購買担当のデピュティ・ゼネラル・マネージャー(DGM)としてルノー・日産B.V.に入社。2011年、日産のダットサンプロジェクト担当グローバル・プログラム・ダイレクターに就任し、インド、ロシア、インドネシア、南アフリカにおけるダットサン車の開発を主導しました。1992年に民間セクターにおける開発および購買からキャリアをスタートさせた同氏はその後自動車業界で数々の管理職を歴任しています。 2016年販売実績 2016年、ルノーグループ(アフトワズ含む)はグローバルで累計443,931台のLCVを販売しました。最も売れたLCVモデルは「カングー」で118,200台。続いて「マスター」(91,900台)、「トラフィック」(81,600台)となっています。 日産は同年、グローバルで815,490台のLCVを販売しました。モデル別では台数が多い順に「NP300」(196,257台)、「フロンティア」(102,497台)、「NV200」(54,118台)でした。 三菱自動車は同年、グローバルで248,000台のLCVを販売しました。最量販モデルは「トライトン/L200」で125,000台を販売しました。 アライアンスグループのLCVに関するサイト ルノーグループ:http://media.renault.com/global/fr/renault/Product/LightCommercialVehicles.aspx 日産:http://www.nissanlcv.com/JP/ 三菱自動車:http://www.mitsubishi-motors.com/jp/index.html