三井化学/MCNSインドがシステムハウス現地法人を設立 SCM・製造拠点 2023.06.17 MCNSインドでのシステムハウス現地法人を設立ポリウレタンシステム事業の更なる強化、グローバル競争力を加速 2017年2月17日三井化学株式会社 三井化学SKCポリウレタン株式会社(三井化学株式会社、SKC Co., Ltd.の折半出資。Co-CEO: Ki Don Won、柴田真吾。以下、MCNS)は、拡大が見込まれるインドでのポリウレタン需要に対応するため、インド南部のAndhra Pradesh(アンドラ・プラデシュ)州にポリウレタンシステム製品の製造・販売会社(システムハウス※)を設立することと致しましたので、お知らせいたします。 設立新会社の概要 1. 会社名 MCNS Polyurethanes India, Pvt. Ltd. 2. 設立 2017年2月 3. 資本金 730万USドル(約8億円) 4. 出資比率 三井化学SKCポリウレタン株式会社 100% 5. 所在地 Sri City: NH-5, Tada P.O., Nellore Dist., Andhra Pradesh 524 401. India 6. 事業内容 ポリウレタンシステム製品の製造・販売 7. 生産能力 13,000トン / 年 8. 設備建設スケジュール 着工 2017年 3月完工 2017年12月営業運転開始 2018年1月 ※システムハウスとは : ポリオールを含む、ポリウレタンフォーム用原料をお客様ごとに処方の調整を行ったうえで供給するとともに、きめ細やかなサービスを行う製造・販売拠点のことです。 工場の完成予想図 インドは、人口13億といわれ、GDP世界第7位の経済大国で、年7%以上の経済成長が見込まれています。年間ベースで、自動車400万台, 冷蔵庫900万台が生産されており、ポリウレタンの需要も拡大していくと予想されます。特に、インド南部は日系・韓国系の自動車メーカー、家電メーカーも数多く進出しており、MCNSは システムハウスを拠点に、高品質のポリウレタンシステム製品を安定的に供給し、事業拡大を進めてまいります。 MCNSは2015年7月に三井化学とSKCがポリウレタン事業を統合した折半出資の合弁会社です。 全世界でポリオール28万トン、MDI 25万トン、TDI 12万トンの生産能力を有し、アメリカ、メキシコ、中国、ポーランドなど世界10拠点のシステムハウスからポリウレタンシステム製品を供給しています。今回の新法人設立で、インド国内での事業拡大を図るほか、高成長が見込まれるインド以外の地域でもシステムハウス拠点を拡大し、グローバルな競争力強化を加速してまいります。 MCNS Global Post