物流ニュース

連結子会社（株式会社エバルス）の

「岡山ＡＬＣ」竣工に関するお知らせ

　

　当社連結対象の完全子会社である株式会社エバルスは、医療用医薬品や医療材料等を供給する新たな物流拠点として「岡山ＡＬＣ（※）」を、２０１７年２月１６日に竣工することとなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。

　※ＡＬＣ(Area Logistics Center)：医療用医薬品や医療材料等を扱う高機能物流センター

　　　　　記

１．建設の趣旨

　当社グループでは、安全・安心・ローコストを追求した新しい流通体制を構築するべく、ＡＬＣの全国への拡大を順次進めております。

　現在、ＡＬＣは８拠点（神奈川、南大阪、名古屋、札幌、東北、南東京、福岡、埼玉）あり、利便性を高める高機能の物流サービスを多くの医療機関や調剤薬局にご利用いただいております。

　「岡山ＡＬＣ」は中国地方において初の設置となります。自動化による新たな物流ノウハウを導入した、次世代型の「岡山ＡＬＣ」により、お得意様の業務効率の向上に貢献できる物流サービスをローコストで提供してまいります。

２．岡山ＡＬＣの概要

　（１）名 称 株式会社エバルス「岡山ＡＬＣ」

　（２）所 在 地 岡山県都窪郡早島町矢尾７９３番地

　（３）敷地面積 ２２，２１０m2（６，７１８坪）

　（４）建築面積 ９，５４７m2（２，８８８坪）

　（５）延床面積 ２３，４２０m2（７，０８４坪）

　（６）構 造 鉄骨造（杭頭免震）、地上３階建

３．岡山ＡＬＣの特長

（１）医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬など、医療に関わる全てを取り扱う都市型フルラインセンター

　　お得意様に近い立地に、２３，０００ＳＫＵ（※）以上の商品を取り揃え、お得意様へ直接お届けすることにより、受注から納品までのリードタイム短縮を実現した物流センターです。

　※ＳＫＵ(Stock Keeping Unit)：最小管理単位

（２）高い受注納品率を実現する需要予測システム

　　独自に開発した需要予測システムにより在庫を適正管理。過剰在庫と品切れが生じないように１品目ごと適正にコントロールし、定時・適量の完全納品を実現します。

（３）高生産性とローコストを実現する技術開発

　　独自のマテハン技術と情報システムにより、正確な在庫管理と効率的な倉庫内作業、配送作業を行い、生産性と信頼性を高めています。

（４）万全のセキュリティとサスティナビリティ（持続可能性）

　　免震構造を施すとともに、自家発電設備、災害時の緊急配送用バイクを配備。システム・通信の二重化などにより地震などの自然災害時にも、安定して供給できる体制を整えています。また、ＩＤ認証システムにより庫内のセキュリティも確保しています。

４．設備投資額

　総額 約９８億円（土地、建物、設備等）

５．カバーエリア

　岡山県、鳥取県、島根県（一部）、広島県（一部）

６．出荷金額（稼働当初）

　年間 約９９０億円（予定）

７．稼働時期

　２０１７年３月（予定）

以上