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福山通運/売上高は前年比0・3%増、経常利益は前年比10・2%減(平成29年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高     営業利益   経常利益     当期純利益

29年3月期第3四半期 192,644 0.3  9,408 △11.1  10,752 △10.2  8,121 △2.8

28年3月期第3四半期 191,993 0.0  10,578 3.0   11,977 7.5    8,359 19.3

(注)包括利益 29年3月期第3四半期 11,047百万円 (23.7%) 28年3月期第3四半期 8,929百万円 (△23.2%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復を続け個人消費も持ち直してまいりましたが、 設備投資は企業収益の悪化もあり、停滞感が漂うなど依然として先行き不透明な状況で推移してまいりました。 貨物自動車運送業界におきましては、このような経済情勢を反映し、国内貨物輸送量は低水準に留まり、一方、 慢性的なドライバー不足からくる長時間労働の抑制と安全・安心を確保する取り組みなど喫緊の課題が山積し、厳 しい経営環境を強いられてまいりました。 このような状況のもと当社グループにおきましては、IT(Information Technology)の見直しなどによる業務 の効率化を図り、生産性とサービス品質の向上に努めてまりました。 以上の結果、売上高は1,926億44百万円(前年同四半期比0.3%増)、営業利益は94億8百万円(前年同四半期比 11.1%減)、経常利益は107億52百万円(前年同四半期比10.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は81億 21百万円(前年同四半期比2.8%減)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、国内輸送ネットワーク網の拡充、整備の一貫として、12月に大分県下4番目となる佐 伯営業所を開設し、輸送サービスの強化を図るとともに、主力の商業小口荷物分野へより注力するため、取扱い荷 物の選別を強化し、運賃・料金改定を積極的に行ってまりましたが、増加するコストを吸収するには至りませんで した。 以上の結果、売上高は1,692億85百万円(前年同四半期比0.4%増)、営業利益は91億57百万円(前年同四半期比 10.3%減)となりました。 流通加工事業におきましては、顧客構造の見直しを図り、合わせて全国輸送ネットワーク網の強みを活かした新 規顧客の掘り起こしにも注力してまいりました。 以上の結果、売上高は86億95百万円(前年同四半期比0.3%増)、営業利益は4億20百万円(前年同四半期比 17.0%増)となりました。 国際事業におきましては、通関取扱い件数は急速に持ち直してまいりましたが、海上フォワーディング事業は景 気低迷に伴う同業者間競争の激化もあり、収益力は大幅に低下してまいりました。 以上の結果、売上高は47億16百万円(前年同四半期比4.0%増)、営業利益は2億30百万円(前年同四半期比 35.4%減)となりました。 その他事業におきましては、賃貸施設の減少や商品販売収入の低迷など総じて低調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は99億47百万円(前年同四半期比2.0%減)、営業利益は26億89百万円(前年同四半期比 4.5%増)となりました。

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