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メディパルホールディングス/子会社のメディセオが「埼玉ALC」を竣工

物流不動産・施設 2023.06.17

連結子会社(株式会社メディセオ)の

「埼玉ALC」竣工に関するお知らせ

 

 当社連結対象の完全子会社である株式会社メディセオは、医療用医薬品や医療材料等を供給する新たな物流拠点として「埼玉ALC(※)」を、2017年2月3日に竣工することとなりましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 ※ALC(Area Logistics Center):医療用医薬品や医療材料等を扱う高機能物流センター

   記

1.建設の趣旨

 当社グループでは、安全・安心・ローコストを追求した新しい流通体制を構築するべく、ALCの全国への拡大を順次進めております。

 現在、ALCは7拠点(神奈川、南大阪、名古屋、札幌、東北、南東京、福岡)が稼働しており、利便性を高める高機能の物流サービスを多くの医療機関や調剤薬局にご利用いただいております。

 このたびの「埼玉ALC」は、自動化による新たな物流ノウハウを導入した、当社最大規模の次世代型ALCであり、お得意様の業務効率の向上に貢献できる物流サービスをローコストで提供してまいります。

2.埼玉ALCの概要

 (1)名 称 株式会社メディセオ「埼玉ALC」

 (2)所 在 地 埼玉県三郷市上彦川戸852-1

 (3)敷地面積 35,751m2(10,814坪)

 (4)建築面積 14,969m2( 4,528坪)

 (5)延床面積 54,963m2(16,626坪)

 (6)構 造 鉄骨造(杭頭免震)、地上5階建

3.埼玉ALCの特長

(1)医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬など、医療に関わる全てを取り扱う都市 型フルラインセンター お得意様に近い立地に、医薬品・医療材料・医療機器・臨床検査試薬など30,0 00SKU※以上の商品を取り揃え、お得意様へ直接お届けすることにより、受注か ら納品までのリードタイム短縮を実現した物流センターです。

※SKU(Stock Keeping Unit):最小管理単位

(2)高い受注納品率を実現する需要予測システム 独自に開発した需要予測システムにより在庫を適正管理。過剰在庫と品切れが生じ ないように1品目ごと適正にコントロールし、定時・適量の完全納品を実現します。

(3)高生産性とローコストを実現する技術開発 独自のマテハン技術と情報システムにより、正確な在庫管理と効率的な倉庫内作業、 配送作業を行い、生産性と信頼性を高めています。

(4)万全のセキュリティとサスティナビリティ(持続可能性) ALCは免震構造を施すとともに、自家発電設備、災害時の緊急配送用バイクを配 備。システム・通信の二重化などにより地震などの自然災害時にも、安定して供給で きる体制を整えています。また、ID認証システムにより庫内のセキュリティも確保 しています。

4.設備投資額

総額 約235億円(土地、建物、設備等)

5.カバーエリア 埼玉県、栃木県、群馬県、千葉県(一部)、東京都(一部)、新潟県

6.出荷金額(稼働当初)

年間 約3,500億円(予定)

7.稼働時期 2017年3月(予定)

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