東ソーグループ/塩化ビニル樹脂製造設備の生産能力を増強、フィリピン国内の需要増に対応した安定供給体制の確立 SCM・製造拠点 2023.06.17 塩化ビニル樹脂製造設備の生産能力を増強 ~フィリピン国内の需要増に対応した安定供給体制の確立~ 東ソーグループのPhilippine Resins Industries, Inc.(PRII社)(本社:フィリピン・マカティ市、出資比率:東ソー80%・三菱商事20%)は、この度、塩化ビニル樹脂(PVC)製造設備の生産能力増強を決定しました。 フィリピンのPVC需要は、上下水道を中心としたインフラ投資の本格化により、パイプ用途や建築資材向けなどの需要が拡大しており、今後も堅調な成長が見込まれます。現在、同国ではPVC供給能力が不足しており、PRII社は、PVC生産能力を倍増することで、市場の成長を背景とした需要の拡大に対応し、同国における安定供給体制の確立を図ります。 東ソーグループは、本計画の実施により、アジア地域での旺盛な需要の拡大に対応し、今後もビニル・チェーン事業の収益力の強化を図っていきます。 本計画内容は下記の通りです。 記 1.本計画内容 (1)設 備 PVC製造設備 (2)生産能力 年産11万トン(完工後、年産21万トン) (3)投 資 額 約42億円 (4)工 期 2017年2月着工、2018年12月完工予定 (5)商業運転 2019年1月予定 2.PRII社概要 (1)設 立 1994年5月 (2)所 在 地 フィリピン マカティ市(本社) (3)事業内容 塩化ビニル樹脂(PVC)の製造・販売