川崎重工業/ばら積運搬船「KN AMETHYST」を引き渡し 物流全般 2023.06.17 ばら積運搬船「KN AMETHYST」の引き渡し 2017年01月06日 川崎重工は、1月6日に中国南通市の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)において、KUMIAI NAVIGATION (PTE) LTD (クミアイナビゲーション プライベート リミテッド)向け209型ばら積運搬船「KN AMETHYST(ケーエヌ アメジスト)」(当社第8023番船/NACKS第NE216番船)を引き渡しました。 本船の引き渡し、主要目ならびに特長は次のとおりです。 <引き渡し> 2017年1月6日 <主要目> 全長 300.00 m 長さ(垂線間) 295.50 m 幅(型) 50.00 m 深さ(型) 25.00 m 満載喫水(型) 18.40 m 総トン数 107,753 トン 載貨重量 209,461 トン 貨物艙容積 227,363 m3 主機関 CMD–MAN B&W 6G70ME–C9.2–TII ディーゼル機関1基連続最大出力 15,250キロワット X 66回転/分 航海速力 約14.7ノット 乗船定員 28名 船級 日本海事協会 船籍 シンガポール <特 長> 1) 省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関および推進効率の高い形状のプロペラ、さらに当社で開発したコントラフィン付セミダクトおよびカワサキフィン付ラダーバルブを採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。 2) 船体強度の信頼性向上のための新規則(共通構造規則:CSR)を適用し、高い安全性を確保しています。 3) 燃料油タンクを二重船殻構造化し、甲板機器を電動化することにより、万一の際の海洋汚染防止対策を施しています。 4) バラストタンクの腐食防止対策として定められた新塗装基準(PSPC)を適用し、塗装の高品質化を達成しています。 5) 主機関および発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出規制に対応しています。