NEWS

物流ニュース

NEC/スイスの国営郵便事業者から郵便自動化システムを受注

物流システム 2023.06.17

NEC、スイスの国営郵便事業者から郵便自動化システムを受注

NECは、スイスの国営郵便事業者であるSwiss Post(スイスポスト、本社:スイス・ベルン)から、郵便自動化システム(CFC:Culler Facer Canceller)を受注しました。NECは、2019年2月までに、同国の大規模郵便物仕分けセンター3ヶ所()に合計13台のシステムを納入します。

納入する郵便自動化システム

CFCとは、郵便局やポストから収集された郵便物を、大きさや厚さ、重さなどをもとに、住所読取区分の後工程を自動処理するものと、人の手で区分するものとを選別し、表裏・向きを揃え、消印を押すまでの一連の作業を自動で行うシステムです。

今回受注したCFCは、小型の定型郵便物に加え、機械処理が難しく、これまで手作業で区分していたC4サイズ(A4サイズの印刷物の入る封筒の大きさの)の大判の郵便物や、厚さ8mm超、重さ300gまでの郵便物を、1時間あたり最大で3.8万点以上処理することが可能な最新型のシステムです。

スイスポストは、2003年に郵便物仕分けセンターの拠点数の大幅な見直しや、郵便物処理の効率化を行うプロジェクトを立ち上げています。その一環として、NECはこれまでに、大判の郵便物のあて名住所を読取・行先別に自動区分する機器「フラットソータ」を8台納入してきました。今回の追加受注は、当社のこれまでの実績や技術力が高く評価されたものと考えています。

NECは1961年より郵便自動化システム事業を展開しており、世界50ヶ国以上の郵便事業者にシステムを納入しています。今回の実績を活かし、今後も世界各国における郵便物処理の効率化に貢献していきます。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

  • (注)ミュリゲン郵便センター、ヘルキンゲン郵便センター、エクレポン郵便センター
Translate »