日清食品/新工場を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 日清食品株式会社 新工場建設に関するお知らせ 日清食品株式会社 (社長:安藤 徳隆) は、滋賀県栗東市 (りっとうし) に、関西工場 (仮称) を新たに建設することを決定しました。完成 (第3期工事完了) は、2019年12月の予定です。なお、日清食品の新工場建設は、1996年の静岡工場に次ぐものです。 IoTにより製品の安全性とコスト競争力を向上させた「次世代型スマートファクトリー*」 日清食品グループは、2016年5月に「中期経営計画 2020」を発表し、「2020年度時価総額1兆円」を目指しています。本件は、その取り組みのひとつと位置付けており、製造工場では、生産性向上と品質管理の強化を図り、BCP対策を含めた供給体制を確立することで、中期経営計画の達成を目指します。 現在稼働している滋賀工場 (滋賀県栗東市) は、西日本の主要生産拠点として1973年9月から操業しており、高効率の設備の導入や今後の拡張性が課題となっていました。このたび建設する関西工場では、自社研究所「the WAVE」の独自開発による最新鋭設備の導入とIoT技術の活用により自動化と効率化を進めることで、さらなる製品の安全性とコスト競争力の向上を実現します。また、50%以上の省人化などにより、新工場建設に伴う減価償却費増を上回るコスト削減を目指します。なお、関西工場は、現滋賀工場から北に約350m離れた場所に位置しており、日清食品が所有している99,865㎡の土地に建設するものです。 * 日清食品の考える「次世代型スマートファクトリー」[1] リアルタイムな工場の見える化を進め、人とシステムと設備の最適な融合を推進し、最大のコスト効率を図る。[2] 作業からCreativeな付加価値の高い仕事に転換し労働生産性を高める。[3] エネルギーの効率的利用により環境負荷を軽減する。 新工場の概要 名称 日清食品株式会社 関西工場 (仮称) 所在地 滋賀県栗東市下鈎 (しもまがり) 333 工場開始年月 2017年5月 (予定) 稼働予定年月 2018年8月 第1期操業開始予定 (2019年12月第3期操業開始予定) 生産品種 カップ麺、袋麺 敷地面積 99,865㎡ 工場延床面積 113,368㎡ 生産能力 (日産) 315万食 (第3期操業開始後) 設備投資額 575億円 (第3期工事完了時)