SGH財団/2016年度「SGHがん研究助成」15件を決定 物流全般 2023.06.17 【SGH財団】2016年度「SGHがん研究助成」15件を決定(2016/12/05) 公益財団法人SGH財団は、このたび2016年度の「第28回 SGHがん研究助成」の対象とする研究と「第14回 SGH特別賞・SGH看護特別賞」の受賞者を決定いたしました。それに伴い、第28回SGHがん研究助成金授与式ならびに第14回SGH特別賞・SGH看護特別賞授賞式を、12月3日(土)ウェスティン都ホテル京都において開催いたしました。 SGH財団は、がんの基礎研究および臨床研究に対し助成を行っております。2016年度は、全国の研究機関より応募があった総数201件の中から、選考委員会による厳正な審査を行い、国立病院機構九州がんセンター医師の井口友宏氏による「三次元ゲノム解析による肝内胆管癌の腫瘍内不均一性の解明と革新的創薬標的の網羅的探索」をはじめとする15件に、それぞれ100万円(総額1,500万円)を助成することに決定いたしました。 また、「SGH特別賞」ならびに「SGH看護特別賞」はがんの研究ならびに看護の発展に顕著な功績を挙げられ、かつ今後の発展が期待される方々に対し贈られる賞です。今年度の「SGH特別賞」は、独立行政法人国立病院機構京都医療センター院長の小西郁生氏と、東京大学医科学研究所ゲノム医科学分野教授で国立がん研究センターがんゲノミクス研究分野分野長の柴田龍弘氏の2人に、「SGH看護特別賞」は、NPO法人マギーズ東京 代表者の秋山正子氏と名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻基礎・臨床看護学講座教授の安藤詳子氏の2人に決定いたしました。「SGH特別賞」受賞者に対しては、賞金500万円とあわせ栗和田榮一賞として彫刻家・笹戸千津子氏作のブロンズ像「希望」が、「SGH看護特別賞」受賞者に対しては、賞金100万円とあわせ栗和田榮一賞として彫刻家・笹戸千津子氏作のブロンズ像「悠」がそれぞれに贈られました。 授賞式の様子 理事長の栗和田榮一と受賞者の記念撮影の様子 公益財団法人SGH財団について SGH財団は、国際的で活力ある社会の創造に向け、多面的かつ幅広く社会活動に寄与することを目的に、2015年4月1日に旧佐川留学生奨学財団を母体として、一般財団法人佐川国際経済協力会および公益財団法人佐川がん研究振興財団を吸収合併し、同時に名称を公益財団法人SGH財団に変更し、新たにスタートいたしました。SGH財団の事業の一つであるがん研究振興事業は、医療福祉の向上に寄与することを目的にがんに関する基礎研究および応用治療研究に対する助成・褒賞等の支援事業を行っております。また、2003年からは「がん」の予防、診断、治療に関する最新情報を、第一線で活躍されている先生方に講演いただく「がん市民公開講座」を毎年開催しております。なお、SGH財団は他事業として、留学生奨学事業、国際経済協力事業を行っており、社会から受けた恩恵を広く還元しております。 公益財団法人SGH財団 ウェブサイトhttp://www.sgh-foundation.or.jp/