セイコーエプソン/秋田エプソンの新工場が竣工 SCM・製造拠点 2023.06.17 秋田エプソンの新工場が竣工 インクジェットプリンター用ヘッドの生産能力を約3倍に増強 秋田エプソンの新工場 セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市 社長:碓井 稔、以下 エプソン)のグループ会社である秋田エプソン株式会社(本社:秋田県湯沢市 社長:三井 隆、以下 秋田エプソン)は、2015年10月に着工したインクジェットプリンター用ヘッドの新工場が完成し、このたび竣工式を行いましたことをお知らせします。 総額約34億円を投資した新工場は2016年11月に稼働を開始し、将来的には秋田エプソンにおけるインクジェットプリンター用ヘッドの生産能力を現在の約3倍に向上させる予定です。 エプソンのプリンティングソリューションズ事業では、独自のインクジェット技術「マイクロピエゾ技術」を活用し、ホーム、オフィス、商業、産業の幅広い分野のお客様に製品・サービスをご提供しています。新工場では、大容量インクタンク搭載プリンターやビジネスインクジェットプリンターのコアデバイスとなるインクジェットプリンター用ヘッドの製造・組立を行います。 エプソンの大容量インクタンク搭載プリンターは、低印刷コストのご要望に対してメーカー純正の印刷品質でお応えした新コンセプトの製品です。2010年10月に発売し、2016年6月には世界累積販売台数1,500万台を達成するなど、順調に販売台数を伸ばしています。高画質・高速のビジネスインクジェットプリンターは、レーザープリンターと比べても印刷コストや消費電力に優れている特長を持ち、オフィス市場の需要は年々高まりを見せています。 秋田エプソンは高い技術力を持つ生産拠点として、国内の研究開発拠点と密接に連携しています。またコアデバイスの生産を通じて得られる先端の生産技術・ノウハウをエプソンの海外生産拠点へも展開することで、グループの総合的なものづくり力の向上に貢献しています。この新工場では、生産設備の内製化や生産ラインの自動化・合理化を進め、さらに高い生産性を実現していきます。 今後もエプソンは、独自の技術を磨き続け、独創のコアデバイスを基にした製品・サービスにより、お客様の期待を超え感動をお届けしてまいります。 ■秋田エプソン新工場の概要 所在地 〒012-0801 秋田県湯沢市岩崎字壇ノ上1番地 生産品目 インクジェットプリンター用ヘッド(最先端PrecisionCoreプリントヘッドを含む)の製造および組立 稼働時期 2016年11月 建築面積 4,679m² 延床面積 10,593m² 建築構造 鉄骨造3階建 従業員数 30名以上(正規新規雇用) ■秋田エプソン 会社概要(2016年6月1日時点) 会社名 秋田エプソン株式会社 所在地 〒012-0801 秋田県湯沢市岩崎字壇ノ上1番地 代表取締役社長 三井 隆 操業開始 1986年6月20日 従業員数 593名 資本金 8千万円 ※セイコーエプソン株式会社100%出資 事業内容 プリンターヘッド部品の製造および組立 超精密部品・金型具冶工具の製造加工 ウエアラブル機器の製造および組立 ウオッチムーブメントの製造および組立 詳細は秋田エプソンのホームページをご参照ください。http://www.epson.jp/akitaepson/ ■インジェットプリンター用ヘッドについて 秋田エプソンは高い技術力を持つ生産拠点として、国内の研究開発拠点と密接に連携しています。またコアデバイスの生産を通じて得られる先端の生産技術・ノウハウをエプソンの海外生産拠点へも展開することで、グループの総合的なものづくり力の向上に貢献しています。この新工場では、生産設備の内製化や生産ラインの自動化・合理化を進め、さらに高い生産性を実現していきます。 詳細はエプソンの技術ウェブサイトをご参照ください。http://www.epson.jp/technology/core_technology/micro_piezo.htm