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日本石油輸送/経常利益は前年比5・8%減(平成 29 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成 29 年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

          売上高     営業利益   経常利益   当期純利益

29 年3月期第2四半期 13,979 △0.9  216 △4.0  387 △5.8  244 △15.7

28 年3月期第2四半期 14,108 2.6   225 300.5  411 87.3   290 194.6

(注)包括利益 29 年3月期第2四半期 152 百万円(14.8%) 28 年3月期第2四半期 132 百万円(△43.3%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続いておりますが、中国を始めとする新興 国経済の減速や英国のEU離脱問題等の影響で、世界経済の下振れリスクが懸念されるなど、先行き不透明な状況で 推移いたしました。 当社グループの事業環境につきましては、国内の石油製品需要が長期的に減少すると見込まれているほか、国内貨 物輸送量の減少基調や乗務員不足の問題も継続しており、依然として厳しい状況におかれております。 このような状況のもと、当社グループは、安定的な収益を確保すべく、安全の徹底と質の高いサービスの提供に努 めるとともに、将来に向けた収益基盤の拡大を目指し、LNG(液化天然ガス)輸送業務および化成品における海外 輸送業務について、積極的な営業活動を展開いたしました。また、新たなエネルギーとして供給インフラの整備が進 みつつある水素についても、輸送の拡大を図りました。 この結果、当第2四半期連結累計期間においては、売上高は13,979百万円(前年同期比0.9%減)となり、営業利 益は216百万円(同4.0%減)、経常利益は387百万円(同5.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は244百万 円(同15.7%減)となりました。

セグメント別の概況は、次のとおりであります。

(石油輸送事業)

石油輸送事業につきましては、国内石油製品需要の減少や製油所の定期修理等に伴う影響もあり、売上高は減少い たしました。 この結果、当事業における売上高は6,459百万円(前年同期比3.5%減)となりました。

(高圧ガス輸送事業)

高圧ガス輸送事業につきましては、主力のLNG輸送において、既存輸送の一部が減少したものの新規輸送を獲得 したことにより、ほぼ前年並みとなり、また、水素輸送の拡大により、売上高は増加いたしました。 この結果、当事業における売上高は3,602百万円(前年同期比1.5%増)となりました。

(化成品・コンテナ輸送事業)

化成品輸送事業につきましては、国内輸送はほぼ前年並みで推移いたしましたが、海外輸送においては、ISOタ ンクコンテナの運用個数を増やし、販路拡大に努めた結果、売上高は増加いたしました。 コンテナ輸送事業につきましては、北海道地区において台風による貨物列車の運休が多数発生したため、野菜類の 出荷が低調となりました。加えて前期末をもって冷凍コンテナによる輸送事業が一部終了したことに伴い、売上高は 減少いたしました。 この結果、当事業における売上高は3,812百万円(前年同期比1.1%増)となりました。

(その他事業)

太陽光発電事業につきましては、前年度の発電設備の増設に加え、稼働状況も順調であったことから、売上高は 104百万円(前年同期比10.2%増)となりました。

(略)

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