東陽倉庫/経常利益は前年比28・4%増(平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 29年3月期第2四半期 12,695 3.5 457 43.0 552 28.4 409 47.2 28年3月期第2四半期 12,269 9.0 319 △12.0 430 5.8 277 △3.3 (注)包括利益 29年3月期第2四半期 540百万円 (69.2%) 28年3月期第2四半期 319百万円 (△22.6%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間における日本経済は、輸出や生産が緩やかに増加し、設備投資も引き続き増加傾向に ありました。個人消費は、労働需給が引き締まり雇用・所得環境が着実に改善しているものの、一部に弱めの動き がみられました。 物流業界の貨物取扱量は、国内貨物は、年初より取扱量が前年と比べ、飲料、食料工業品など増加傾向にあった ものの、電気機械などが減少傾向にあり、軟調に推移いたしました。輸出貨物は、完成自動車や産業機械が減少い たしました。一方、輸入貨物は、LNGや鉄鉱石等が減少いたしました。在庫量は期間を通じて前年と比べほぼ横 這いで推移いたしました。 このような事業環境の下、当社グループは、”「もの」づくりと人の「くらし」を支える”総合物流企業とし て、社会と人々の生活に役立つという理念の下、より一層の営業力の強化と業務品質の向上を図るとともに、経営 の効率化を推進し経費の節減に努めてまいりました。 事業のセグメント別及び連結の業績は次のとおりであります。 <国内物流事業> 前連結会計年度に開設した物流センターが期首から収益に貢献しました。また、3PL物流及び流通加工の取扱 いが堅調に推移する中、営業活動をさらに強化したこと等により、営業収益は前年同四半期と比べ420百万円 (5.8%)増加し、7,663百万円となり、セグメント利益は前年同四半期と比べ13百万円(2.5%)増加し、560百万 円となりました。 <国際物流事業> 名古屋港における輸出入貨物の荷動きはやや低調に推移したものの、前連結会計年度に開設した物流センターが 期首から利益に貢献したこと、及び、事業の効率化をより一層推進したこと等により、営業収益は前年同四半期と 比べ18百万円(0.4%)増加し、4,887百万円となり、セグメント利益は前年同四半期と比べ105百万円(238.0%) 増加し、150百万円となりました。 <不動産事業> 請負工事の受注減少により、営業収益は前年同四半期と比べ12百万円(△8.2%)減少し、144百万円となったも のの、経費の削減等により、セグメント利益は前年同四半期と比べ2百万円(3.4%)増加し、63百万円となりま した。 <連結> 上記の結果、営業収益は前年同四半期と比べ426百万円(3.5%)増加し、12,695百万円となりました。営業利益 は事業の効率化をより一層推進したこと等により、前年同四半期と比べ137百万円(43.0%)増加し、457百万円と なりました。経常利益は持分法による投資利益が減少したものの、金融収支の改善等により、前年同四半期と比べ 122百万円(28.4%)増加し、552百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期と比べ 131百万円(47.2%)増加し、409百万円となりました。 (略)