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丸和運輸機関/経常利益は前年比25・3%増(平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

          売上高     営業利益   経常利益  当期純利益

29年3月期第2四半期 32,613 12.2  2,120 18.2  2,259 25.3  1,493 18.7

28年3月期第2四半期 29,066 10.1  1,794 66.3  1,803 51.1  1,257 143.5

(注) 包括利益 29年3月期第2四半期 1,438 百万円 ( 7.4%) 28年3月期第2四半期 1,340 百万円 (167.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情勢や所得環境の改善など、国内景気は緩やかな回復基 調が見られたものの、日銀によるマイナス金利政策の導入後も円高・株安傾向が継続し、個人消費の足踏み状態が 続くなど先行きは依然として不透明な状況が続いております。 物流業界においては、燃料調達価格が低下しつつも、車両及び人材の不足に加え、最低賃金の引き上げ等を背景 とした物流コストの上昇が業界全体を取り巻く課題となっており、依然として厳しい経営環境で推移しております。 この様な環境のもと当社グループは、平成28年5月12日に公表した中期経営計画に掲げた方針に基づき、小売業 に特化した物流事業の営業を強化し、食品スーパーマーケットにおける3PL事業獲得を企図した物流改革提案と 戦略的投資を一層推進し、新規取引先の開発に努めてまいりました。また、既存事業におきましては、従業員の原 価意識の向上を目的とした日次決算マネジメントへの取り組みや、現場改善・提案活動及びQC活動の強化を継続 し、センター運営並びに輸配送の効率化を図ってまいりました。 更に、高齢化及び労働人口減少の進行を見据えた人材確保及び深刻化する車両不足の解消のため、新卒の積極的 な採用活動を推進すると共に、「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」をより発展させ、輸配送パートナー企業 との安全・安心・安定した物流基盤の構築に取り組みました。 以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は326億13百万円(前年同四 半期比12.2%増)、営業利益は21億20百万円(同18.2%増)、経常利益は22億59百万円(同25.3%増)、親会社株 主に帰属する四半期純利益は14億93百万円(同18.7%増)の増収増益となりました。 セグメント別の業績は次のとおりです。

① 物流事業

・食品物流 低温食品を中心とした食品物流におきましては、当社の最重要分野と位置付け、「AZ-COM7PL」 (アズコム セブン・パフォーマンス・ロジスティクス/7つの経営支援機能を付加した3PL)戦略に基づ く物流改革提案により獲得した新規物流センターの本格稼働及び食品スーパーマーケットの新規業務に加え、 既存取引先の業務範囲拡大が寄与した結果、売上高は149億81百万円(前年同四半期比25.4%増)となりまし た。  

・医薬・医療物流 医薬・医療物流におきましては、主要取引先であるドラッグストアをはじめとする既存取引先にて、新店・ 改装への対応に加え、訪日外国人観光客向けの免税対応店舗の拡大を背景とした物量の増加が寄与した結果、 売上高は94億60百万円(前年同四半期比2.6%増)となりました。  

・常温その他物流 日用雑貨を中心とする常温その他物流におきましては、既存取引先の深耕や前連結会計年度に獲得した取引 先との取引拡大が寄与した結果、売上高は77億77百万円(前年同四半期比3.9%増)となりました。 利益面では、天候不順による小売業界の不冴えに伴う物量の減少に加え、新規物流センターの安定稼働に向け た一時費用等が増加したものの、その対策として、全社的な費用削減プロジェクトを展開するとともに引き続き 従業員の原価意識を高める日次決算マネジメントを推進し、センター運営並びに輸配送の効率化を強化してまい りました。 以上の結果、物流事業における売上高は322億19百万円(前年同四半期比12.5%増)、セグメント利益(営業利 益)は19億86百万円(同17.6%増)の増収増益となりました。

(略)

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