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ナブテスコ/航空機器事業のアクチュエーター工場を新設

SCM・製造拠点 2023.06.17

航空機器事業のアクチュエーター工場を新設
~将来ビジネス拡大に向け、成長基盤を確立~

 ナブテスコ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小谷和朗)は、現在岐阜工場(岐阜県不破郡垂井町)敷地内に建設中のEHSV(*)専用工場及び表面処理工場に続き、アクチュエーター工場を新設します。

 当社は、岐阜工場において機体の飛行制御システム『フライト・コントロール・アクチュエーション・システム』を中心に航空機向けの各種装備品を生産しています。新設するアクチュエーター工場は、新たに取得する約20,000m2の土地に建設予定であり、建屋面積は約7,200m2、2018年度の完成を目指しています。現在開発中の「ボーイング 737 MAX/777X」並びに「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」向け製品の量産対応に加え、将来見込まれる需要拡大を見据え、高自動化生産ラインを設ける等、材料から完成品までの一貫生産体制を構築し、品質・生産性の大幅向上を追求します。また、地中熱や太陽光発電等の先進環境技術を積極的に採用し、CO2排出量を50%以上削減し、環境性能の飛躍的向上を図ります。

 航空機器事業部門は、生産イノベーションの推進によりスマートファクトリーを実現させ、当社の強みである”ものづくり力”に更なる磨きをかけ、中長期的な成長を目指してまいります。

 *EHSV:Electro Hydraulic Servovalve(電気油圧サーボバルブ)-FCASに使用される中核部品

以上

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