住友金属鉱山/タガニートHPALニッケル社の株式を追加取得 SCM・製造拠点 2023.06.17 タガニートHPALニッケル社の株式追加取得について 住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 中里佳明)はフィリピンでのニッケル製錬拠点であるTaganito HPAL Nickel社(本社:フィリピン共和国スリガオ・デル・ノルテ州、社長 久保田毅 以下「THPAL」)の株式を62.5%保有しておりますが、このたび、同社の株式を12.5%追加取得することといたしました。 本件は、THPALのパートナーであるNickel Asia Corporation(本社:フィリピン共和国タギッグ市 以下「NAC」)より、NACが鉱山の開発・拡張や再生可能エネルギー事業への投資により多くの経営資源を投入するため、NACが所有するTHPAL株式の22.5%のうち12.5%相当を当社に売却したいとの要請があり、当社としてこれに応じることとしたものです。 株式追加取得に係る対価は総額約42百万米ドルで、株式取得契約の締結は2016年9月15日、株式の取得は必要な許認可等の手続きを終えることを前提に2016年内を予定しております。なお、本件に関し当社の業績に与える影響は軽微です。 今回のNACからのTHPAL株式の追加取得によりNACとの関係強化を図るとともに、引き続きTHPALプロジェクトの安定的な運営に努め、当社のニッケル事業への原料供給をより確実なものとして参ります。 【ご参考】THPAL 概要 ・所在地:フィリピン共和国スリガオ・デル・ノルテ州 ・権益持分比率: 【現在】 当社 62.5% NAC 22.5% 三井物産株式会社 15.0% ↓ 【当社株式追加取得後】 当社 75.0% NAC 10.0% 三井物産株式会社 15.0% ・生産品目:ニッケル・コバルト混合硫化物 ・年間生産能力:年産3万トン(ニッケル量)