横浜冷凍/十勝第三物流センターを竣工 物流不動産・施設 2023.06.17 十勝第三物流センター竣工のお知らせ 当社はこのたび、北海道河西郡芽室町の十勝物流センター、十勝第二物流センター隣接地に「十勝第三物流センター」を新設いたしました。本日、現地にて竣工式が執り行われ、来賓の宮西義憲芽室町町長、広瀬重雄芽室町町議会議長、弊社の吉川会長、西山社長、他施工関係者など約140名が出席しました。 当センターが位置する十勝平野は、日本における農産物の一大産地となっており、また、芽室町は道東自動車道などの高速道路へのアクセスにも優れた地域でもあります。隣接する2センターを含む3センター合計の収容能力は6万トンを超え、道内最大級の低温物流基地となります。 冷凍設備には、温度の変化が極めて少なく、貨物の品質維持に最適な自然対流方式(RD:リターンダクト)を導入。さらに、環境への対策として、収穫期・冬期の冷却に外気を取り入れて庫内温度を調節する外気導入システムを採用。北海道の自然特性を有効利用することで、冷却に必要な電気エネルギーを削減します。その他、消費電力の「見える化」と「最適化」を実現するBEMS(Building Energy Management System)を導入するなど、地域の低温物流ニーズに応じた、環境に優しい冷蔵倉庫です。 神事の後に行われた記念式典では、吉川会長が出席者へ感謝の意を表すとともに「十勝地区は年を追うごとに低温物流ニーズが高まり、当センターの建設に至った。本年11月に竣工予定の十勝ソーティングスポットの完成と絡めた新しい事業展開も目指す。」と挨拶があり、その後来賓を代表して宮西町長から「十勝の農産品を全国に発信する拠点になると期待している。」と祝辞の言葉を頂きました。式典の最後には西山社長が「北海道の地域のみなさまと共に発展していきたい。」と意気込みを語り、竣工式は盛況のうちに終了しました。 ◎十勝第三物流センターの概要 1.名称 : 十勝第三物流センター 2.所在地 : 北海道河西郡芽室町東芽室北1線13-1 3.構造・規模:①鉄筋コンクリート造3階建 敷地面積 12,286㎡ 延床面積 20,465㎡②冷蔵収容能力 F級 12,567t C&F級 4,602t C級 4,670t 合計 21,839t 定温庫 632㎡ 凍結 20t/日4.主な設備 : 自然対流方式(RD:リターンダクト)、外気導入システム、陽圧式低温プラットホーム、 BEMS(Building Energy Management System)、エチレン発生装置、オゾン発生装置、 垂直搬送機電源回生システム、全館LED照明