内外トランスライン/経常利益は前年比34・4%減(平成28年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成28年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 28年12月期第2四半期 10,013 △11.9 578 △26.0 509 △34.4 352 △25.6 27年12月期第2四半期 11,364 17.9 780 141.7 776 142.6 473 - (注) 包括利益 28年12月期第2四半期 △198百万円( -%) 27年12月期第2四半期 527百万円( -%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀による財政・金融政策により、雇用・所得環境 に改善がみられ、緩やかな回復基調が続いているものの、企業収益の改善や個人消費に停滞感がみられる他、海外 経済の下振れリスク等もあり、依然として先行き不透明な状況で推移しました。 こうした環境の下、当社業績に大きな影響を及ぼすわが国の貿易については、輸出・輸入ともに海外景気の減速、 円高等を背景に力強さを欠く状況が続いており、伸び悩みが長期化する恐れが出てきました。 このような状況の下、当社グループは、中期経営計画の最終年度となる当期、当第2四半期連結累計期間におい て、戦略方針に沿って努力して参りましたが、単体では、主力の輸出混載輸送売上が対前年同四半期比で数量、金 額とも下回って推移し、輸出フルコンテナ輸送売上や航空輸送売上においても前年実績を下回りました。また、連 結子会社においても、国内子会社、海外子会社とも総じて減収減益となりました。 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は10,013百万円(前年同四半期比11.9%減)、営業利益は 578百万円(同26.0%減)、経常利益は509百万円(同34.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は352百万円 (同25.6%減)と、売上高、利益とも前年同四半期を下回りました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 ①日 本 日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当第2四半期連結累計 期間における売上高は、単体の輸出売上が混載輸送及びフルコンテナ輸送双方で苦戦し、輸入売上についても前 年同四半期比減収となり、また、国内子会社も減収となり前年同四半期を下回りました。セグメント利益(営業 利益)においても同様に減益となりました。 この結果、売上高は、6,791百万円と前年同四半期と比べ931百万円(12.1%減)の減収となり、セグメント利 益(営業利益)は338百万円と前年同四半期と比べ47百万円減少(12.3%減)となり、減収減益となりました。 ②海 外 当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社10社を有しており、これらの海外子会社での売上は日本から の貨物の取扱が中心となります。当第2四半期連結累計期間における海外売上は、日本発貨物の減少等により、 各社が総じて売上、利益とも低調に推移しました。 この結果、売上高は、3,221百万円と前年同四半期と比べ420百万円(11.5%減)の減収となり、また、セグメ ント利益(営業利益)は252百万円と前年同四半期と比べ155百万円減少(38.1%減)し海外セグメントにおいて も減収減益となりました。 (略)