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住友商事/ジャカルタ郊外で倉庫賃貸事業

物流不動産・施設 2023.06.17

インドネシアで不動産事業を拡大

住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村邦晴、以下「住友商事」)は、在インドネシアの事業会社PT. SUMMITMAS PROPERTYを通じ、ジャカルタ郊外において新たに倉庫賃貸事業(以下「本事業」)を開始します。

本事業は、ジャカルタ中央ビジネス地区から35キロメートル東に位置する西ジャワ州ブカシ県において建設を進めていた敷地約76,000平方メートル、延床約53,000平方メートル、総事業費は約35億円の大型賃貸倉庫案件で、7月18日に竣工式を行いました。本倉庫は花王株式会社の現地法人に賃貸し、同社のさらなる事業拡大需要に応える見込みです。

住友商事はインドネシアにおいて、現地財閥のロダマス社と共に1980年代から不動産事業に取り組んでいます。ジャカルタのビジネス街中心部に1985年に開発した高層オフィスビルのSUMMITMAS I(延床28,000平方メートル)に続き、1992年隣接地において2号棟となるSUMMITMAS II(延床32,000平方メートル)を開発しました。日系施工業者の起用、日本式の高品質な管理手法の追求により、ハイグレードなオフィス空間を創出し、日系企業を中心とした国際的企業の誘致に成功し、長年にわたりインドネシア有数のビルとして高い評価を得ています。現在、これまでのノウハウ、経験を生かしたオフィスビル3号棟の開発プロジェクトを推進中です。

さらに、住友商事は、ジャカルタにおけるマンション開発事業へ参入することとし、住友商事グループ全額出資のPT.SUMMIT RESIDENTIAL INDONESIAを2016年に設立しました。すでに具体的なプロジェクトに着手しており、成長が続くインドネシアにおいて不動産事業を拡大する予定です。

■PT SUMMITMAS PROPERTY概要
所在地  : インドネシア ジャカルタ
株主構成  : ロダマス社 50パーセント
    住友商事  40パーセント
    その他   10パーセント
設立年  : 1983年
事業内容  : インドネシアにおけるオフィスビル・倉庫の開発・賃貸運営

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倉庫竣工写真

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SUMMITMAS II(左)とSUMMITMAS I(右)

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