国土交通省/2015年のコンテナ取扱貨物量(速報値)は前年比3%減 物流全般 2023.06.17 2015年のコンテナ取扱貨物量(速報値)について 平成28年7月15日 我が国の港湾における2015年(平成27年)のコンテナ取扱貨物量は、2,116万個(前年比 -3.0%)となりました。 【結果概要】〇我が国の港湾における2015年のコンテナ取扱貨物量(外貿、国内、国際フィーダーの合計)は、2,116万個(前年比 -3.0%)となりました。コンテナ取扱貨物量が前年より下回ったのは2009年以来初となります。貨物量が減少した大きな要因は、我が国外貿コンテナ貨物量の約4割を占める中国の貿易総額が6年ぶりに減少した影響が大きいものと考えられます〇内訳は次のとおりです。 ●外貿コンテナ取扱貨物量は1,728万個 (前年比 -3.7%)となりました。 ●国内コンテナ取扱貨物量は、330万個(前年比 +0.8%)となりました。 ●取扱量上位港で順位の変動があったのは、神戸港4→3位、那覇港8→7位、仙台塩釜港13→11位です。 【調査方法、集計内容】〇全国の港湾管理者より提供いただいた2015年(1月~12月)のコンテナ取扱貨物量(速報値)を国土交通省において集計しました。貨物量は速報値であり、今後変更する可能性があります。単位は個(20フィート換算)*1です。〇内訳として、外貿コンテナ取扱貨物量、国内コンテナ取扱貨物量、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量を集計しました。国内コンテナ取扱貨物量は、国内の2地点間を輸送されるコンテナ取扱貨物量です*2。また、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は、国際コンテナ戦略港湾等で外貿コンテナ船に積み替えられて輸出入されるコンテナ取扱貨物量であり、平成25年より集計、公表しているものです*3。*1:長さ20フィートのコンテナ1本を1個としてカウント(長さ40フィートのコンテナ1本を2個としてカウント)。TEU(Twenty-foot Equivalent Units)とも言う。*2:国内コンテナ取扱貨物量には、国際フィーダーコンテナ取扱貨物量も含まれている。*3:国際フィーダーコンテナ取扱貨物量は、「港湾統計」では集計されておらず、港湾管理者に可能な限り調査・提供いただいた。全量を把握できていないため、現状参考値であることに注意。 添付資料 港湾別のコンテナ取扱貨物量(2015年速報値)、コンテナ取扱貨物量上位20港ランキング、港湾別国際フィーダーコンテナ取扱貨物量一覧(参考)(PDF形式)