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海賊対処の第 25 次派遣部隊がソマリア・アデン湾に向け出港

～ 派遣海賊対処行動水上部隊（第 25 次隊）出国行事の模様 ～

ソマリア沖・アデン湾における海賊対処のための第 25 次派遣水上部隊が、7 月 10 日に 護衛艦「いなづま」が呉基地(広島)から、同「すずつき」が佐世保基地(長崎)からそれ ぞれ出港した。 同部隊は、第 4 護衛隊司令(南厚 1 等海佐)の指揮の下、護衛艦「いなづま」(田代操一朗 艦長)及び同「すずつき」(中山健太朗艦長)、乗組員約 420 名(海上保安官 8 名同上)によ り編成され、現地到着次第、第 24 次派遣部隊の護衛艦「ゆうだち」・「ゆうぎり」に代 わり、護衛活動を開始することになる。 呉基地で行われた出港行事では、池太郎呉地方総監及び山村浩護衛艦隊司令官より、ま た、佐世保基地で行われた出国行事では山下万喜佐世保地方総監及び井上司自衛艦隊幕 僚長より、派遣隊員への訓示などが述べられた。 当協会から、呉基地の出国行事へ (株)商船三井 根本正昭 専務執行役員、飯野海運 （株）大島久弘 取締役専務執行役員、日本郵船（株）後藤湖舟 経営委員他に加え、 呉在籍の会員船主と多数が参加し、佐世保基地の出国行事には日本郵船（株）赤峯 浩 一 専務経営委員、NS ユナイテッド海運（株）三浦 和也 取締役常務執行役員、(株) 商船三井 小林正則 執行役員、川崎汽船(株) 綾 清隆執行役員他が、それぞれ出席 し、派遣部隊の指揮官らに花束を贈呈するなど、新たにソマリア沖・アデン湾に赴く護 衛艦の乗組員の方々に感謝の意を表した。