日通NECロジスティクス/包装試験センターの体制を強化 物流不動産・施設 2023.06.17 包装試験センターの体制強化 当社は、東京都府中市にある包装試験センターにて試験設備を強化拡充し、7月より稼働開始致します。 同センターでは、包装設計、試作、評価から供給までをワンストップでご提供しています。併せて、近年の物流環境を的確に再現できる試験体制を拡充してきました。 この度の試験設備強化は、以下となります。 1、ISTA対応領域の拡大傾斜衝撃試験機等の設備を整備し、ISTA試験の対応領域を拡大しました。これにより、集合包装のISTA試験も可能となります。 2、UN危険物容器領域の拡大吸水度試験、落下試験床面等の設備を整備し、危険物容器に関する試験もワンストップで対応可能になりました。これにより、リチウム電池等の危険物包装のUN試験が可能となります。UN試験は法令対応として必須です。 体制強化に伴い、製品評価試験の受託は3年後、現在の倍増を目指します。 ※ISTA(International Safe Transit Association) 国際安全輸送協会米国ミシガン州に本部を置き、効果的で安全性の高い貨物包装普及に取り組んでいる非営利団体。当社の包装試験センターは、ISTA認定を取得しています。ISTAマークを表示した貨物は、一定以上の輸送強度を有していることを証明でき、貨物がダメージを受けた際の保険率交渉を有利に進められる等のメリットがあります。 ※UN危険物容器危険物を航空輸送/海上輸送する場合、包装容器の性能試験が義務付けられています。UN指定試験所(当社)にて性能試験を実施して合格すると、その証として危険物容器検査証が交付されます。また定期的な更新試験も必要です。 【包装試験センターに対する情報】 http://www.nittsu-necl.co.jp/service/packaging/housou.html