内外トランスライン/経常利益は前年比35・6%減(平成28年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成28年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 28年12月期第1四半期 5,097 △8.1 269 △33.9 261 △35.6 165 △32.3 27年12月期第1四半期 5,545 20.4 407 72.5 405 73.6 244 95.2 (注) 包括利益 28年12月期第1四半期 △26百万円( -%) 27年12月期第1四半期 243百万円( 243.9%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間(平成28年1月1日~平成28年3月31日)におけるわが国経済は、中国、アジアの景 気減速による企業収益への下押し圧力、また、家計においては実質所得の伸び悩み、株価の下落等による消費者マ インドの停滞等により景気の足踏みが今後長期化する恐れも出てきました。 一方、当社業績に大きな影響があるわが国の貿易については、輸出、輸入とも年初以来、対前年比で大きく減少 しており、先進国向けを中心に輸出はやや持ち直しを見せたかに思われるものの、貿易面での失速感は否めません。 このような状況の下、当社グループは、中期経営計画の最終年度となる当期、当第1四半期連結累計期間におい て、同中期経営計画の目標である国際フレイトフォワーダーに向け全社を挙げて各種施策に取り組みました。 しかしながら、単体では、微増ながら復活傾向にあった主軸の輸出混載輸送売上が、対前年同四半期比で4期ぶ りの減収となり、輸出フルコンテナ輸送売上においても同様に前年実績を下回りました。また、連結子会社におい ても、国内子会社、海外子会社とも総じて減収減益となりました。 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は5,097百万円(前年同四半期比8.1%減)、営業利益は269 百万円(同33.9%減)、経常利益は261百万円(同35.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は165百万円(同 32.3%減)と、売上高、利益とも前年同四半期を下回りました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 ① 日本 日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当第1四半期連結累計 期間における売上高は、単体の輸出売上が混載輸送及びフルコンテナ輸送双方で苦戦し、輸入売上において前年 同四半期比微増となったものの、グループ会社の減収もあって前年同四半期を下回りました。また、セグメント 利益(営業利益)においても同様に減益となりました。 この結果、日本セグメントにおける売上高は、3,458百万円と前年同四半期と比べ348百万円(9.2%減)の減 収となり、セグメント利益(営業利益)は154百万円と前年同四半期と比べ61百万円減少(28.3%減)いたしま した。 ② 海外 当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社10社を有しており、これらの子会社での売上は日本からの貨 物の取扱が中心となります。当第1四半期連結累計期間における海外売上は、日本発貨物の減少等により、中 国、タイなどで大幅減となり、その他の連結子会社においても概ね売上、利益とも低調に推移しました。 この結果、海外セグメントにおける売上高は、1,639百万円と前年同四半期と比べ99百万円(5.7%減)の減収 となり、セグメント利益(営業利益)は120百万円と前年同四半期と比べ76百万円減少(38.8%減)いたしまし た。 (略)