YKK AP/「YKK AP R&D センター」を開設 物流不動産・施設 2023.06.17 「YKK AP R&D センター」開設技術の集積地 プロユーザーへの価値提案施設 YKK AP株式会社(社長:堀 秀充、本社:東京都千代田区、資本金:100億円)は、黒部荻生製造所内に建設した「YKK AP R&Dセンター」の開設式を4月12日に行いました。開設式には、富山県の石井知事、黒部市の堀内市長、ご来賓や関係者含め約80名が出席しました。 「YKK AP R&Dセンター」は、YKK APの技術の集積地として、技術者や研究者370人が勤務し、専門分野の研究・知識を深耕し高品質なモノづくりを実践する施設です。研究・開発・検証・試験の機能を一か所に集結し、商品開発力を強化します。年間約3,000名の来訪者を想定し、国内外の技術者・有識者に対し、技術をベースにした価値提案を行うことで、信頼を構築していきます。 「YKK AP R&Dセンター」の建物は、技術の総本山のシンボルとして、アルミのシルバーとクリアなファサードが特徴です。外装は、温熱環境に配慮したダブルスキンカーテンウォールシステムで、ダブルスキンの内側には樹脂窓「APW330」の引違い窓を採用し断熱性能を向上させています。またオフィス空間のハイサイドライト部には、自然換気窓「バランスウェイ」を採用し、効率的な自然換気システムと自然光を取り込むといった、環境に配慮した商品が使われています。これらの効果により、通常のオフィスの約50%の一次エネルギー削減を見込んでいます。 【参考資料】 <YKK AP 黒部荻生製造所の概要> 所在地 富山県黒部市荻生1番地 操業 1995年7月 敷地面積 337,000㎡ 従業員数 約900人 主な建屋 浴室棟、ドア棟、ウインドウ棟、シャッター棟、特需業務棟、価値検証センター <YKK AP R&Dセンター の概要> 名称 YKK AP R&Dセンター 所在地 富山県黒部市荻生1番地 設計・監理 株式会社 日本設計 施工 株式会社 大林組 規模 延床面積 : 12,549㎡建物高さ : 13.4m階 数 : 地上2階 構造 SRC造、S造 従業員数 370名(中央研究所、開発本部、生産技術部、等) 工期 着工2015年3月 完工2015年12月 開設日 2016年4月12日 投資金額 35億円(外構含む) <YKK AP R&Dセンター 外観写真> <YKK AP R&Dセンター エントランスホール/吹抜> <YKK AP R&Dセンターにおける環境負荷低減技術> ① ダブルスキンカーテンウォール ② オフィス空間と自然換気システム「バランスウェイ」 以上