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福山通運/経常利益は前年比7・5%増(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) )

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 

単位・百万円  

        売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

28年3月期第3四半期 191,993 0.0   10,578 3.0  11,977 7.5  8,359 19.3

27年3月期第3四半期 191,905 △0.2  10,272 3.9  11,145 6.1  7,006 11.0

(注)包括利益 28年3月期第3四半期 8,929百万円 (△23.2%) 27年3月期第3四半期 11,633百万円 (26.4%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府、日銀による経済対策や金融緩和策により企業収益や個 人消費等に改善がみられるなど緩やかな回復基調にあったものの、中国をはじめアジア新興国経済の減速等による 景気の下振れ懸念は払拭できず、力強さに欠けた状況で推移してまいりました。 貨物自動車運送業界におきましては、国内の貨物総輸送量は一部に回復の兆しがみられるものの引き続き低水準 にあり、同業者間の過当競争をはじめドライバーの雇用情勢にも改善はみられず厳しい経営環境下にありました。 このような状況のもと当社グループでは、適正運賃・料金の収受、輸送サービスの向上及び徹底したコスト管理 による収益構造の改善に取り組んでまいりました。 以上の結果、売上高は1,919億93百万円(前年同四半期比0.0%増)となり、営業利益は105億78百万円(前年同 四半期比3.0%増)、経常利益は119億77百万円(前年同四半期比7.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益 は83億59百万円(前年同四半期比19.3%増)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。

運送事業におきましては、輸送サービスの向上とコストの抑制に取り組んでまいりましたが、燃料安の影響から 運賃是正の効果も限られ、景気後退の影響により荷動きは停滞感を強めてまいりました。 以上の結果、売上高は1,686億34百万円(前年同四半期比0.3%増)、営業利益は102億13百万円(前年同四半期 比8.0%増)となりました。 流通加工事業におきましては、コスト構造の見直し、適正料金の収受など採算重視のセンター運営に取り組みま した。 以上の結果、売上高は86億73百万円(前年同四半期比2.5%減)、営業利益は3億59百万円(前年同四半期比 75.2%増)となりました。

国際事業におきましては、東南アジア諸国間でのフォワーディング業務は順調に推移してまいりましたが、通関 事業を含め、中国経済減速の影響を大きく受ける結果となりました。 以上の結果、売上高は45億36百万円(前年同四半期比2.4%減)、営業利益は3億56百万円(前年同四半期比 12.5%減)となりました。

その他事業におきましては、施設賃貸事業やコンビニエンスストア事業は堅調に推移いたしましたが、物品販売 事業は振るいませんでした。 以上の結果、売上高は101億48百万円(前年同四半期比0.8%減)、営業利益は25億73百万円(前年同四半期比 5.2%減)となりました。

(略)

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