日本通運/3月1日から「鉄道コンテナNAVI」をバージョンアップ 物流システム 2023.06.17 日通、3月1日から「鉄道コンテナNAVI」をバージョンアップ 2016年2月29日 ~コンテナの位置や輸送状況などを地図画面で確認可能に~ 当社は、3月1日(火)から鉄道コンテナを利用するお客様向けのWEBシステム「鉄道コンテナNAVI」をバージョンアップし、輸送経歴の通知機能などをさらに充実させます。 (地図画面のイメージ) (継送情報表示のイメージ) 【「鉄道コンテナNAVI」とは?】 2008年に当社が開発した「鉄道コンテナWEBナビゲーションシステム」で、以下の機能をご提供してまいりました。 鉄道コンテナのオーダーが、電話やFaxを使わず、WEB上で簡単に登録可能 お客様の鉄道コンテナの輸送状況や列車の所在地情報をWEB上で確認可能 配達完了時や遅延発生時のメール通知機能 輸送件数、トン数、運賃や、CO2排出量・消費エネルギー量などの実績管理機能 昨年12月末現在、登録会員数は940にのぼり、当社の扱う総発送個数の30%超が本システム会員様によるオーダーとなっています。 【従来の問題点】 「コンテナが今どこにあるのか?」を一目で知りたい せっかくのメール通知機能だが、WEBからコンテナ利用申し込みを頂いたお客様しか使えない 輸送障害が発生した、という連絡が届いても、最終的に配達が間に合うのかどうか、わかりにくい 複数のオーダーがあっても一件ごとに登録しなければならず、面倒 などのご要望を頂いておりました。 この度、これまで頂いたご不満にお応えするために、バージョンアップを行いました。 【今回のバージョンアップのポイント】 No. 項目 備考 新 旧 他社 (1) 輸送状況の地図画面表示 複数のコンテナを一度に表示 遅延状況を色で区別 コンテナの動きを30分ごとに自動更新 ○ × × (2) 輸送障害による到着時刻への影響を表示 継送(※)情報を表示し、「次の列車に間に合うのか?」、「配達基地には、配達指定に間に合うように到着するか?」を、WEB上で確認可能 ○ × × (3) 定時お知らせメール送付 毎日、決まった時刻に、すべてのコンテナの輸送状況をメールでお届け ○ × × (4) 輸送状況お知らせメール機能 自社のコンテナが、あらかじめ登録しておいた状況になると、直ちにメールでご案内 他社同様、WEB申込み以外のお客様もご利用が可能に ○ △ ○ (5) オーダーのWEB一括申込み データ取込み機能により、複数、大量のオーダーを一括で申込み可能 ○ × × ※「継送」とは、発地から着地までの間に、複数の列車を積み替えること ※輸送情報の元となるデータは、JR貨物殿から30分単位で提供されるものです CO2排出量がトラック輸送の8分の1、と言われる鉄道輸送は、地球温暖化対策の一環として以前から注目を浴びてきましたが、とりわけ最近のドライバー不足、特に長距離ドライバー不足が進む中、トラック輸送の代替手段として一層大きな注目を浴びています。 当社は、今後もお客様のニーズにお応えし、物流サービスの改善に努めてまいります。