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日本特殊陶業/小牧市でスパークプラグ用部品の新工場を竣工

SCM・製造拠点 2023.06.17

小牧市でスパークプラグ用部品の新工場を竣工

日本特殊陶業株式会社(社長:尾堂真一、本社:名古屋市瑞穂区)は本日、小牧市でスパ ークプラグ用部品新工場の竣工式を執り行いましたので、下記のとおりお知らせいたします。

当社は、主力製品のスパークプラグ事業において、2020 年に年 10 億個の生産体制構築 を目指し、各拠点の能力増強および新工場の立ち上げを進めております。今回、竣工式を 迎えた当工場は、当社の 100%製造子会社である「株式会社 日特スパークテック WKS」(*1) の新工場としてスパークプラグの中心電極、端子等の部品を製造してまいります。 竣工式で社長の尾堂は「これまで日特グループの屋台骨となってきたスパークプラグ事 業をさらに進化させていく上で、当工場が果たす役割は非常に大きなものになります。こ こにお集まりの皆様には、この新工場を中心電極、端子といった金属部品における世界一 の工場に育てていただきますよう、今後ともご支援の程お願い申し上げます。」と挨拶し、 工場稼働への意気込みを語りました。 なお、当工場は「株式会社 日特スパークテック WKS」の本社工場として運営をしてま いります。 (*1)株式会社 日特スパークテック WKS・・・ 従来、「株式会社 日特製作所(英文表記:NITTOKU SEISAKUSYO CO., LTD.)」として、 事業を行ってまいりましたが、社員自らが、しくみと風土を変え、一丸となって同じ目標 に向かって突き進む魅力的な企業を目指すべく、本年 2 月 1 日より社名を「株式会社 日特 スパークテック WKS(英文表記:SparkTec WKS CO., LTD.)」に変更しました。それに 合わせて制服も一新しました。気持ちを新たに、高品質・高信頼性製品の生産を実現して まいります。

新工場の特長

当工場は「人と環境に優しい環境配慮型エコファクトリー」をコンセプトにしています。

① 省エネに配慮した建屋設計

屋根二重折半、複層 Low-e ガラスを採用し、LCC(*2)にも配慮した設計。

② エネルギー見える化システムの導入

工程別に電気などの消費エネルギーを見えるようにすることで、ムダを見つけ、省エネ につながる改善活動の促進を図る。

③ 地中熱を利用した空調設備の導入

外気よりも温度が安定している地中熱源を利用することで、空冷より効率的な運転を実 現。

(*2)LCC・・・Life Cycle Cost の頭文字。建屋の企画・設計段階から、竣工、運用を経て、 修繕、耐用年数の経過により解体処分に至るまでの建屋の全生涯で発生するコスト。

新工場の概要

(1)所在地 : 愛知県小牧市大字大草字檀之上 5412 番 3

(2)生産品目 : 中心電極・端子等のスパークプラグ部品

(3)生産能力 : 日特スパークテック WKS 全体(本社工場および鹿児島県さつま工場)と して、2020 年までに現状能力から約 30%増

(4)敷地面積 : 約 26,000 ㎡

(5)着工 : 2015 年 5 月

(6)操業開始

(7)投資金額 : : 2016 年 3 月 約 70 億円(建屋・設備)

株式会社 日特スパークテック WKS の概要

(1)商号 : 株式会社 日特スパークテック WKS (当社 100%出資子会社) (読み:ニットクスパークテックワークス)

(2)所在地 : 愛知県小牧市大字大草字檀之上 5412 番 3

(3)代表者 : 石川 雅啓

(4)設立年 : 1961 年

(5)資本金 : 8,000 万円

(6)事業内容 (7)従業員数 : : スパークプラグ用部品の製造 242 名(2016 年 2 月 1 日時点)

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