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シーアールイー/物流施設「ロジスクエア浦和美園」を着工

物流不動産・施設 2023.06.17

物流施設「ロジスクエア浦和美園」着工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/山下修平 本社/東京都港区)は、埼玉県さいたま市 で開発を進めている物流施設「ロジスクエア浦和美園」に関して、2016 年 2 月 12 日に関係者出 席の上、地鎮祭を執り行い、本日着工いたしました。 設計・施工は株式会社錢高組で、2017 年 4 月中旬の竣工を目指し、建設を進めてまいります。

■開発プロジェクト概要

施設名称 : ロジスクエア浦和美園

所 在 地 : 埼玉県さいたま市緑区 (さいたま都市計画事業大門上・下野田特定土地区画整理事業施行地区内)

敷地面積 : 24,094.97 ㎡(7,288.72 坪)

用途地域 : 準工業地域 主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)

構造規模 : 鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造 地上 4 階建て

延ベ面積 : 52,313.92 ㎡(15,824.96 坪)(予定)

着 工 : 2016 年 2 月 15 日

竣 工 : 2017 年 4 月 15 日(予定)

■開発地

「ロジスクエア浦和美園」の開発地は東北自動車道「浦和」インターチェンジより約 700m に 位置しており、首都高速川口線、東京外環自動車道へのアクセスも良く、都心部を見据えた関東 エリア全域をカバーする物流の戦略的拠点として非常に優れた立地にあります。また、東京メト ロ南北線と相互乗り入れを行う埼玉高速鉄道「浦和美園」駅より約 450m、徒歩 6 分に位置して いることに加え、周辺地域では大規模な複合型まちづくり(事業主:UR 都市機構)が推進され ており、職住近接による労働力の確保にも高い優位性が見込まれます。

■施設計画概要

「ロジスクエア浦和美園」は 24,094.97 ㎡の敷地に地上 4 階建て、延べ面積 52,313.92 ㎡の大 型物流施設として開発する予定で、2016 年 2 月 15 日に建設工事に着手し、2017 年 4 月 15 日の 竣工を予定しております。 施設のマスタープランとして、ワンフロアが約 3,800 坪、3 階部分へ大型車両が直接乗り入れ 可能なスロープを設け、トラックバースを 1 階及び 3 階に備えるマルチテナント型施設です。場 内出入口は 3・4 階テナント専用ゲートを設け、1・2 階テナントとの敷地内トラック動線を完全 分離することにより、場内車両渋滞や接触事故防止に配慮しております。倉庫部分の基本スペッ クとしては、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは各階 6.0m(2 階車路下以外)、照度は 300 ルクスを予 定し、且つ、マルチテナント型物流施設としての汎用性を考慮した当社の基本スペックを満足し うる計画となっております。 また、「ロジスクエア浦和美園」では倉庫内の全ての防火区画壁に倉庫業法で定められた壁強度 (2,500N/㎡)を有する耐火断熱パネルの採用を予定しております。法令で定められた耐火性能 を満足させつつ、さらにマイナス 10℃帯までの冷蔵冷凍倉庫の間仕切り壁として使用する事も可 能な耐火断熱パネルを新築当初から設置する事で、入居テナントの冷蔵冷凍設備導入時のイニシ ャルコスト圧縮や、外壁のサンドイッチパネルとともに冷暖房設備設置時の熱負荷低減に大きく 寄与する事が可能となっており、鋼板製のパネル仕上げによる倉庫内の美観向上と合わせて施設 の就業環境改善に繋がるものとなっております。

 ■環境対応

本開発地については、一般社団法人土地再生推進協会による土地の安全性についての認証(ラ ンク:Silver)※1 を受領しております。土地についての安全認証を取得しての施設開発は国内第 1 号となります。 また、施設については入居テナントの BCP 対応へのサポートは勿論のこと、全館 LED 照明の 採用や壁面緑化を導入する等、環境や省エネルギーに配慮した施設計画により CASBEE 埼玉県 の A ランク認証及び BELS 評価※2 の取得を予定しております。 第三者機関による認証を取得することにより、土地、建物ともに環境に配慮した施設であるこ とを明示して参ります。 ※1 土地の安全性についての認証について 一般社団法人土地再生推進協会(略称:APR)によるサービスで、土壌汚染の状態を第三 者の専門家が審査し、土地利用において安全な状態である土地を認証するものです。 一般社団法人土地再生推進協会:東京都港区芝大門 2-10-12KDX 芝大門 8 階 http://property-revital.org/ ※2 BELS 評価について 国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標 であり、Building Energy-efficiency Labeling System の略語です。

■株式会社シーアールイー

当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,480 物件、約 105 万坪(約 350 万㎡)※3 の不動産の管 理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス 領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プ ロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。 物流不動産開発においては、現在、首都圏エリアにおいて物流施設 5 物件、延べ約 59,000 坪 (約 193,000 ㎡)の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企 業とのリレーションシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個 別ニーズを満足させた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的に ご提供してまいります。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の 知見・ノウハウを開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発 を目指し、首都圏は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでい く方針です。 (※3 2016 年 1 月末時点)

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