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兵機海運/経常利益は前年比17・5%減(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

28年3月期第3四半期 9,710 △8.0  159 △31.4  162 △17.5  103 30.7

27年3月期第3四半期 10,553 1.1   232 24.6   196 30.0   79 △35.9

(注) 包括利益 27年12月期 832百万円( 57.2%) 26年12月期 529百万円( △53.7%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安基調の継続、原油安を背景に輸出企業を中心に企業収益 は順調に推移し、雇用情勢においても改善の動きが見られました。一方、円安による物価上昇の影響により個人消 費は伸び悩みもあって、回復の傾向は見られず、また、中国の景気減速や中東の政情不安などの外的要因もあり、 依然として国内経済の先行きは不透明な状況となっております。 このような環境の下、当社グループは「安全・迅速・信頼」をモットーに、総合物流業者として社会的貢献を目 途として営業展開を行いました。 当第3四半期連結累計期間におけるセグメントの営業状況は以下のとおりであります。 ①海運事業 内航事業では、鉄鋼各社の国内需要低迷に伴う減産や在庫調整により輸送需要が低迷したことや、傭船料改定に よる経費の増加もあり、燃料価格の下落による経費の圧縮はあったものの、売上高4,412百万円(前年同期比8.6% 減)、営業利益127百万円(前年同期比43.9%減)と厳しいものとなりました。 外航事業では、平成27年3月に社船を売却したことにより、売上高853百万円(前年同期比16.9%減)と減少し ましたが、外航子会社合併による管理経費の削減、燃料価格の下落による経費の圧縮もあり、営業損失9百万円 (前年同期は68百万円の営業損失)と収支の改善を図ることができました。 ②港運・倉庫事業 港運事業では、円安の継続と国内消費の低迷により当社の主力である輸入貨物の取扱量が回復せず、管理経費の 縮小に努めたものの売上高3,516百万円(前年同期比6.5%減)、営業利益47百万円(前年同期比38.7%減)となり ました。 倉庫事業では、姫路倉庫での賃貸利用の新規案件、摩耶倉庫の収益性の改善など、好転したものもありました が、港運事業の取扱量の減少の影響を受けた神戸・大阪の両物流センターでの落込みをカバーするに至らず、売上 高926百万円(前年同期比1.2%減)、営業損失6百万円(前年同期は4百万円の営業損失)となりました。 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高9,710百万円(前年同期比8.0%減)、営業利益159 百万円(前年同期比31.4%減)、経常利益162百万円(前年同期比17.5%減)、特別損失に貸倒引当金繰入額等9 百万円を計上したものの、前第3四半期連結累計期間は船舶管理契約金等を特別損失に34百万円計上した関係で、 当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は103百万円(前年同期比30.7%増)と増益にな りました。

(略)

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