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大運/売上高は前年比3・8%減、経常利益は前年比239・8%増(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

単位・百万円  

            売上高   営業利益  経常利益 当期純利益

28年3月期第3四半期 4,847 △3.8  108 ―    159 239.8  178 190.6

27年3月期第3四半期 5,038 4.2    9 △88.2  47 △49.5  61 △45.0

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)におけるわが国経済は、原油価格の低下の影響 や政府の経済政策等により、景気は緩やかな回復傾向で推移しました。しかしながら、中国をはじめとする海外経 済動向など景気の先行き不透明感は増しつつあります。 当業界におきましては、規制緩和と荷主メーカーの物流コスト見直しによる低価格化競争が一段落し、取引採算 の改善を検討しつつある状況にあります。 このような状況の中、当社におきましては、取引採算の確保、経費の削減に取組んでまいりました。 当第3四半期累計期間(平成27年4月1日~平成27年12月31日)における当社の業績は、円安に苦しむ輸入関係 取引を中心に営業収入は伸び悩みましたが、取引採算は回復してまいりました。主な要因として、比較的取引採算 の良好な業者を中心に受注が増加したこと、原油価格の低下に伴う燃料コスト低下、経費削減効果等があります。 この結果、当第3四半期累計期間における営業収入は4,847,726千円で、前年同四半期累計期間と比べ191,207千 円(3.8%)の減収となりました。しかしながら、営業利益は108,837千円で、前年同四半期累計期間と比べ99,141 千円(1,022.5%)の増益、経常利益は159,829千円(239.8%)の増益となりました。また、四半期純利益は178,490 千円(190.6%)の増益となりました。営業外収益121,023千円のうち36,627千円は保険解約返戻金、22,078千円は受 取家賃、特別利益66,265千円のうち51,971千円は投資有価証券売却益であります。

各セグメントの業績の状況は次の通りであります。

①港湾運送事業

当社の主要セグメントである当セグメントにおきましては、円安継続の影響により、輸出関連の収入は堅調に推 移したものの、輸入関連の収入は厳しいものがありました。 この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は、4,677,407千円で、前年同四半期累計期 間と比べ、174,532千円(3.6%)の減収となり、全セグメントの96.5%を占めております。 しかしながら、経費削減等の影響で、セグメント利益(営業利益)は、377,747千円で、前年同四半期累計期間と 比べ、73,743千円(24.3%)の増益となりました。

②自動車運送事業

当セグメントにおきましては、引き続き厳しい状況が続いておりますが、原油価格の低下や非効率業務の協力下 請会社への移行等により、利益率は改善傾向にあります。 この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は、164,926千円で、前年同四半期累計期間 と比べ、15,398千円(8.5%)の減収となり、全セグメントの3.4%を占めております。 セグメント損失(営業損失)は、25,631千円で、前年同四半期累計期間と比べ、20,265千円(前年同四半期累計 期間は△45,897千円)の減益となりました。

③その他

当セグメントにおきましては、前年同四半期累計期間と比べ、輸入関連の荷動きが減少したことにより、海上保 険収入が伸び悩みました。 この結果、営業収入は、5,391千円で、前年同四半期累計期間と比べ、1,276千円(19.1%)の減収となり、全セ グメントの0.1%を占めております。 セグメント利益(営業利益)は、5,309千円で、前年同四半期累計期間と比べ、1,255千円(19.1%)の減益とな りました。

(略)

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