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丸和運輸機関/経常利益は前年比31・9%増(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益  当期純利益

28年3月期第3四半期 45,282 10.5  3,344 38.0  3,368 31.9  2,344 64.1

27年3月期第3四半期 40,972 6.1   2,423 5.8   2,553 10.0  1,428 21.7

(注) 包括利益 28年3月期第3四半期 2,492 百万円 ( 74.6%) 27年3月期第3四半期 1,427 百万円 ( 16.9%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府が推進する経済政策や金融緩和策に伴う円安の継続を背 景に、企業収益や雇用情勢の改善がみられ、国内景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中国を中心と した新興国の景気減速に伴う輸出の減少懸念や円安による物価の上昇懸念など、先行きは依然として不透明な状況 となっております。 物流業界においては、景気回復に伴う物量拡大への期待感が高まる中、燃料調達価格の低下の影響もあり、業界 全体として回復の兆しを見せ始めました。一方で、車両及び人材の不足を背景とした物流コストの上昇などの課題 を抱えた環境下にあります。 この様な環境のもと当社グループは、食品スーパーマーケットにおける3PL事業からネットスーパー事業まで のワンストップサービスの提供を最重要戦略と掲げ、新規取引先の開発に努めてまいりました。また、既存事業に おきましては、従業員による改善・提案活動及びQC活動を強化し、センター運営並びに輸配送の効率化を図って まいりました。 更に、高齢化及び労働人口減少の進行を見据えた人材確保及び車両不足解消のため、新卒の積極的な採用活動を 推進すると共に、「AZ-COM丸和・支援ネットワーク」を展開し、輸配送パートナー企業との連携強化に取り組 みました。 以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高は452億82百万円(前年同四 半期比10.5%増)、営業利益は33億44百万円(同38.0%増)、経常利益は33億68百万円(同31.9%増)、親会社株主に 帰属する四半期純利益は23億44百万円(同64.1%増)の増収増益となり、第3四半期連結累計期間としては過去最 高益を達成いたしました。 セグメント別の業績は次のとおりです。

① 物流事業

物流事業におきましては、当社の最重要分野として位置付けている低温食品物流において「AZ-COM7P L」(アズコム セブン・パフォーマンス・ロジスティクス/7つの経営支援機能を付加した3PL)戦略に基づ く営業活動により、3拠点の物流センターが稼働するなど、新たな取引先となるスーパーマーケットの物流業務 を獲得いたしました。また、主要取引先である医薬・医療物流において、ドラッグストアをはじめとする既存取 引先を中心に、訪日外国人観光客によるインバウンド消費を背景とした物量の増加や、拡大しているインターネ ット通販に対応する物流体制を構築したことが寄与いたしました。 利益面では、営業収益の増加と燃料調達価格の下落に加え、現場作業及び輸配送の品質向上と業務効率化を目 的に、積極的に改善活動を推進してまいりました。 以上の結果、物流事業における売上高は446億42百万円(前年同四半期比11.4%増)の増収、セグメント利益 (営業利益)は31億83百万円(同45.2%増)の増益となりました。

② その他

文書保管事業におきましては、既存取引先との取引拡大や新規取引先からの案件受託が堅調に推移しました。 しかし、前年度において経済統計調査に関する大型案件を短期受託していたことにより、売上高は6億39百万円 (前年同四半期比27.9%減)の減収、セグメント利益(営業利益)は1億24百万円(同45.5%減)の減益となりまし た。

(略)

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