キャセイパシフィック航空/新デザインの塗装を施した貨物専用機の初号機を披露 物流全般 2023.06.17 キャセイパシフィック航空 新デザインの塗装を施した貨物専用機の初号機を披露 2016年01月27日 キャセイパシフィック航空は2016年1月22日、新デザインの塗装が施された貨物専用機の第1号機となるボーイング747-400ERF貨物専用機(長距離運航型)の到着を、香港国際空港で迎えました。中国・厦門にある香港エアクラフト・エンジニアリング社の機体整備施設を飛び立ち、1月19日に香港に到着した同機は、新塗装を施した最初の貨物専用機となります。 同航空では2014年後半から新しいブランドコンセプトに基づいたデザインの導入を順次進めており、2015年11月1日にはボーイング777-300ER型旅客機に施された新塗装を香港国際空港で催した特別イベントで初公開しました。航空会社にとって最も重要な資産といえる航空機の機体に映し出される塗装デザインは、航空会社のブランドイメージそのものであり、また企業哲学の象徴でもあります。 新しい機体塗装は、3つの主要なデザイン要素から構成されています。より洗練されたブラッシュウィング、キャセイパシフィック航空独自のグリーン、グレー、および白に集約されたカラーパレット、そして、これまで以上に引き立つ形でのキャセイパシフィック航空の社名とブラッシュウィングの表示です。これらの新しい要素は、機首、機体胴体部、および尾翼という最も目立つ場所に表現されています。これらの要素が合わさることで、新しい機体塗装には、キャセイパシフィック航空のブランド刷新の方向性に沿った、より現代的なタッチが加わりました。 キャセイパシフィック航空貨物セールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャーマーク・サッチは、「新塗装を施した2機目の運航機材が貨物専用機となったことを嬉しく思います。私どもは、世界有数の国際航空貨物ネットワークを有しており、世界各地の主要都市でボーイング747-400ERFの新塗装を披露することができることを喜ばしく思います。新しいブランドコンセプトに基づいて刷新された機体の塗装は、卓越したカスタマーサービスの提供に取り組み続けるキャセイパシフィック航空の姿勢を表すものに他なりません」と述べています。 キャセイパシフィック航空は現在、世界46都市へ貨物専用機を運航するとともに、140機以上の旅客機の胴体下部に備わる貨物搭載スペースを利用して、航空貨物輸送サービスを提供しています。なお、新しいデザインの塗装はキャセイパシフィック航空が運航する全ての旅客機と貨物専用機へと順次施される予定です