NEWS

物流ニュース

トランコム/経常利益は前年比14・6%増(平成28年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成28年3月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

28年3月期第3四半期 95,125 11.6 4,640 13.1  4,623 14.6  2,821 15.9

27年3月期第3四半期 85,203 14.7 4,102 7.2   4,034 7.8   2,434 13.9

(注)包括利益 28年3月期第3四半期 2,772百万円 (12.2%) 27年3月期第3四半期 2,469百万円 (13.9%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期におけるわが国の経済は、中国経済の減速をはじめ、アジア新興国の景気の下振れ懸念等が見ら れたものの、円安や原油安等に伴う企業業績の良好な推移、雇用情勢の改善等を背景とし、国内景気は緩やかな 回復基調で推移いたしました。個人消費においては、外国人観光客の旺盛な消費に代表されるインバウンド需要 が拡大する一方で、円安による物価の上昇などにより伸び悩み、依然として先行き不透明な状況が続いておりま す。物流業界を取り巻く環境は、ドライバー不足によるトラック運賃単価の上昇、人件費の値上がりに加え、物 流構造の変化、それに伴う顧客ニーズの多様化など、大変厳しく、また大きく変化してきております。 そのような中、当社グループは、本事業年度に今後5年間を見据えた中期経営計画「TRANCOM VISION 2020」を 策定し、開始いたしました。 「TRANCOM VISION 2020」では、全従業員、パートナー企業の皆様と力を合わせ、ICTを積極的に活用し、お 客様のサプライチェーン全体をお客様とともに革新し、継続的な成長とともに、質が高い機能を果たす、強い企 業グループを目指しております。 更なる成長及び企業価値の向上を目指し、成長戦略として掲げる「人」「パートナー」「ICT」の3つへ、 集中的に経営資源を配分するとともに、「ALL TRANCOMによる事業領域の拡大」に向けた取り組みを推進しており ます。 当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高951億25百万円(前年同期比 11.6%増)、営業利益46 億40百万円(同 13.1%増)、経常利益46億23百万円(同 14.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益28 億21百万円(同 15.9%増)となりました。 当社グループでは、事業内容を3つのセグメント及びその他に区分しております。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① ロジスティクスマネジメント事業

(略)

売上高は、一部拠点の業務縮小による減収要因はありましたが、既存拠点における物量の増加に加え、新規 に稼働した拠点が業績に寄与し、増収となりました。 営業利益は、物流業務システムの保守体制強化に伴う費用の計上はありましたが、売上高の増加に伴う利益 の増加及び収益力の向上などにより、増益となりました。

② 物流情報サービス事業

(略)

中ロットやドレージ輸送など新サービスの確立に向け、注力いたしました。チャーターマッチングにおいて は、年末の繁忙期においても空車情報が確保できたこともあり、成約件数は堅調に増加し、増収増益となりま した。

③ インダストリアルサポート事業

(略)

派遣部門における新規顧客獲得及び請負部門における生産増による増収要因がありましたが、国内派遣部門 及び海外拠点における一部拠点の業務終了や減産などの影響に加え、㈱スマイルスタッフとトランコムISS ㈱の事業の統合及び社名変更に伴う費用の計上などにより、微増収減益となりました。 

④ その他

(略)

売上高の増加に伴う利益の増益がありましたが、情報システム部門におけるICT強化に向けた費用の計上 などにより、前年同四半期と同額で推移しました。

(注)上記の数値は、セグメント間取引の消去はしておりません。

(略)

Translate »