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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ/埼玉県日高市の大型物流施設「GLP狭山日高I」竣工、ホンダロジスティクスの専用施設として運営

物流不動産・施設 2023.06.17
埼玉県日高市の大型物流施設「GLP狭山日高I」竣工
ホンダロジスティクスの専用施設として運営

先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐義之(以下「GLP」))は、本日、埼玉県日高市に建設を進めてきた「GLP狭山日高I」の竣工式を行いましたのでお知らせします。

「GLP狭山日高I」は、GLPが2014年9月に埼玉県日高市に着工した総延床面積42,559㎡の4階建てマルチテナント型先進的物流施設ですが、株式会社ホンダロジスティクス(本社所在地:東京都千代田区(以下「ホンダロジスティクス」))が専用施設として1棟全体に入居します。

「GLP狭山日高I」は、首都圏中心部や近隣の産業エリアにも近く、首都圏の外環をつなぐ圏央道と国道16号線の唯一の結節点に位置し、近隣へのエリア配送と、首都圏全体を対象とした広域配送の両方を実現できます。また、「狭山日高IC」に隣接しており、圏央道を利用することにより関越道や東名高速道路、中央道へのアクセスも可能です。さらに、2015年10月31日に圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲ICが開通したことにより東北道へ繋がるなどアクセスも飛躍的に向上しました。

また、「GLP狭山日高I」は、免震構造やバックアップ電源など、有事の際の入居企業の事業継続性を確保する数々の装備を採用しています。加えて太陽光パネルの設置、プレキャストコンクリートの採用など環境に配慮した最先端の技術を駆使する一方、全館LED照明を採用することで消費電力約45%減(一般蛍光灯比)が可能となっています。なお、「GLP狭山日高I」はCASBEE(建築環境総合性能評価システム)埼玉県の「A」ランクを取得しています。

ホンダロジスティクスは、周辺に点在する複数拠点を集約・統合し、「GLP狭山日高I」では通常の保管機能のみならず、一部のフロアを作業場とするなど、首都圏での同社の物流拠点として位置付ける考えです。

 

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「GLP狭山日高I」外観

 

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事業主、参列者及び来賓による鏡割り

 

GLP代表取締役社長の帖佐義之は、「『GLP狭山日高I』は、複数の高速道路と交差する希少な立地に、GLPが持つ先進的物流施設のノウハウや経験を結集した施設です。ホンダロジスティクス様の物流オペレーション効率向上のためのソリューションとして活用頂ければと考えています。今後もさまざまなテナント企業様へ新たなコンセプトの物流施設や運営のご提案をしてまいります」と述べています。

「GLP狭山日高I」は、GLPとCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)が2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」の開発物件です。現在、GLPは埼玉県下で14棟の施設を運営し、本施設以外に「狭山日高II」も開発中です。

竣工式には、日高市長の谷ケ﨑照雄氏、設計・施工を担当した株式会社 淺沼組 代表取締役社長の淺沼健一氏関係者ご一同、およびGLP代表取締役社長の帖佐義之らが参列し、神事を執り行いました。

 

補足資料
■ 施設概要

施設名称:GLP狭山日高I
所在地:埼玉県日高市大字田木字新上原473番2他
敷地面積:20,833㎡+2,439㎡(飛び地)
延床面積:42,559㎡
着工:2014年9月
竣工:2015年12月

■ 施設所在地
「GLP狭山日高I」は、首都圏中心部や近隣の産業エリアにも近く、首都圏の外環をつなぐ圏央道と国道16号線の唯一の結節点に位置し、近隣へのエリア配送と、首都圏全体を対象とした広域配送の両方を実現できます。また、「狭山日高IC」に隣接しており、圏央道を利用することにより関越道や東名高速道路、中央道へのアクセスも可能です。さらに、2015年10月31日に圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲ICが開通したことにより東北道へ繋がるなどアクセスも飛躍的に向上しました。

■ 施設の特徴
「GLP狭山日高I」は、総延床面積42,559㎡の4階建てマルチテナント型先進的物流施設で、1・2階アクセスにより多様な分割プランが可能です。1・2階合わせて10トン車41台、4トン車65台が利用可能で、180台の乗用車駐車場、4台のトラック待機場も設置しています。

■ 災害時における事業継続性(BCP)の確保
「GLP狭山日高I」では、周辺の液状化リスクが極めて低いエリアですが、巨大地震等の大災害発生時においても物流施設としての機能を極力維持することにより、お客様の事業継続性を確保し、社会インフラである物流機能が災害時の復旧・復興でも重要な役割を担えるよう、次のような取り組みを計画しています。

  • 大地震でも建物の安全性を確保する免震構造の採用
  • 停電時でも、防災センター、事務所エリアの照明、コンセントの利用を可能にし、全館セキュリティー機能を確保するバックアップ電源設備の採用
  • 井水設備採用により、断水・停電時においてもトイレの利用が可能

 

■ 環境に配慮した施設計画
GLPは、環境に配慮したサステイナブルな施設づくりに力を入れており、「GLP狭山日高I」では次のような取り組みを実施しています。

  • 全館LED照明を設置し、消費電力約45%減(一般蛍光灯比)
  • 約860KWの太陽光発電パネルを設置
  • 敷地内の緑化に努め、緑化駐車場や外構フェンスへの緑化を計画
  • 免震構造とプレキャストコンクリートの採用により、建設工事の合理化と長寿命化が可能となり、ライフサイクルCO²を約12%削減
  • CASBEE(建築環境総合性能評価システム)埼玉県の「A」ランクを取得

 

以上


グローバル・ロジスティック・プロパティーズについてhttp://www.glprop.com/(link is external)
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド (GLP) は先進的物流施設のグローバルリーディングプロバイダーです。GLPグループは、中国、日本、ブラジル、米国で国内消費を支える4,800万㎡(5億2,100万平方フィート)規模の物流施設ポートフォリオを運営しています。GLPの4,000社もの顧客には世界の主要な製造、小売り、3PL会社などを含みます。ファンド運用ビジネスは、GLPの重要な成長の柱であり、持続的な長期的成長のための潤沢な資本を提供すると同時にGLPの投下資本のリターンを強化しています。2015年9月30日時点のGLPの総資産は330億米ドルです。
なお、GLPはシンガポール証券取引所のメインボードに上場しています(株式コード: MC0.SI;Reuters ticker: GLPL.SI; Bloomberg ticker: GLP SP)。

 

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社は、2009年3月に設立されたGLPの日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、94物件・総延床面積約430万平方メートルの物流施設を運営しており(2015年9月30日現在)、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。

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