ブリヂストン/北米で乗用車用ラジアルタイヤの生産拠点を増強 SCM・製造拠点 2023.06.17 北米で乗用車用ラジアルタイヤの生産拠点を増強 <参考資料> この資料は、当社の米国持株子会社ブリヂストン アメリカス・インク発表文(1月5日(ナッシュビル))の抄訳をご参考として提供しているものです。情報の内容は、すべてオリジナル英文の意味するところが優先されます。あらかじめご了承下さい。 株式会社ブリヂストンの完全子会社のブリヂストン アメリカス・インクの事業ユニットであるブリヂストン アメリカス タイヤ オペレーションズ・エルエルシー(以下、BATO)は、ノースカロライナ州ウィルソン工場の乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)の生産能力を増強することを決定しました。総投資額は約1億6,400万ドル(約197億円*)で、今後5年間で段階的に増強を行っていきます。 2016年上期着工の第一および第二段階として、合計約1億ドル(約120億円*)を投資し、167,000平方フィート(約15,515m2)の延床面積に先進的な生産設備・技術を導入、2018年までにウィルソン工場のPSR生産能力を現在の32,000本/日から35,000本/日へ増強する計画です。 操業開始から42年の歴史を持つウィルソン工場は、当社グループの海外工場では最初にランフラットテクノロジー(RFT)採用タイヤの生産を開始するなど、イノベーションの先駆けとなってきた生産拠点です。2016年には汎用リムにも装着可能なRFT採用タイヤ「DRIVEGUARD(ドライブガード)」の生産を開始することに加え、今回の増強によりグローバルでの競争力を更に高めていくとともに、多様化かつ拡大の続く市場のニーズにこれまで以上に対応していきます。 当社グループは、2015年中期経営計画において技術・ビジネスモデルのイノベーションを掲げています。今回の北米事業における生産拠点の強化により、経営の最終目標である「真のグローバル企業」「業界において全てに『断トツ』」に向けて、従来以上に競争優位性のある製品をタイムリーにお客様に供給する体制を構築してまいります。 <ウィルソン工場の概要> 1.名称:ウィルソン工場(Wilson Plant) 2.所在地:アメリカ合衆国ノースカロライナ州ウィルソン郡 3.代表者:Michael Darr 4.敷地面積:232,258m2 5.生産品目:乗用車用タイヤ 6.生産開始:1974年 7.生産能力:32,000本/日 8.従業員数:1,785名 <環境への配慮> ウィルソン工場では、石油に比べCO2排出が少ない天然ガスへの燃料転換や照明器具の省エネ化や効率的な設置など、持続可能な生産活動を目指した取り組みを継続的に進めており、2012年にはタイヤ工場として世界で初めてエネルギーマネジメントシステムの国際規格であるISO50001認証を取得しました。 ※1米ドル=120円で換算 ■関連リンク: 英文リリース:Bridgestone Americas Announces Expansion of Wilson Passenger Tire Manufacturing Plant