日本物流不動産学研究所/「すぐわかる物流不動産 増補改訂版~進化を続けるサプライチェーンの司令塔~」(鈴木邦成・大谷巌一 共著)を刊行 物流全般 2023.06.17 『すぐわかる物流不動産 増補改訂版~進化を続けるサプライチェーンの司令塔~』(鈴木邦成・大谷巌一 共著)を刊行しました 株式会社日本物流不動産学研究所アカデミックチェアで日本大学教授の鈴木邦成と、イーソーコグループ会長の大谷巌一は、共著により『すぐわかる物流不動産 増補改訂版~進化を続けるサプライチェーンの司令塔~』(白桃書房刊、四六判 186 ページ)を7月6日に刊行しました。2016 年に刊行した本書の初版(日本不動産学会賞受賞)の内容を、コロナ禍を経て激変する物流不動産業界の諸事情を踏まえて見直すとともに、新たに「物流施設の価値と投資」「物流不動産ビジネスの行方と進化」の 2 つの章を書き加えました。物流不動産の理論武装と実務の理解に役立てていただければ幸いです。 インターネット時代の副産物として販売の商圏が広がり、伝統的な小規模な倉庫ではなく、大規模で物流効率性の高い物流センターが必要になってきています。とくにコロナ禍以降、国内の物流センターはその存在感をこれまで以上に高めています。同時に、たとえば金融業界、不動産業界など、これまで「物流」とは直接関係のなかった業界の関係者にとっても、物流のしくみや考え方を理解することが大切になってきました。 これらを踏まえ、本書では建設が相次ぐ巨大物流センターの役割やその背景にある物流不動産ビジネスの伸張、施設に併設される物流以外の用途の例などをわかりやすく解説しています。 【目次】 第1章 物流不動産ビジネス伸張の鼓動 第2章 サプライチェーンの司令塔としての倉庫・物流センター 第3章 物流センター起点の効率化の方策 第4章 倉庫・物流センターのプロファイリング 第5章 物流施設の価値と投資 (以上、鈴木邦成著) 第6章 現代物流ビジネスの新トレンド「物流不動産」 第7章 メガ倉庫は誰が手がけたのか 第8章 人財教育 事例研究:物流ユーティリティープレイヤーの育成 第9章 物流不動産ビジネスの行方と進化 (以上、大谷巌一著)