日本GLP/「GLP ALFALINK 茨木」の開発進捗を発表 物流不動産・施設 2023.06.17 GLP ALFALINKシリーズ第3弾「GLP ALFALINK 茨木」開発進捗を発表 地域・入居企業と融合し、様々な人が集まり共創・共生する施設 先進的テクノロジーを駆使した物流施設開発とソリューションのリーディングプロバイダーである日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、以下「日本GLP」)が大阪府茨木市で開発をおこなっている、総延床面積約320,000㎡の複数棟大型物流施設「GLP ALFALINK 茨木」の具体的な開発プロジェクト内容についてお知らせします。今回の開発は、南目垣・東野々宮地区の土地区画整理事業の敷地内に3棟の物流施設を建設するもので、2022年12月より順次着工、2025年7月に全棟竣工予定です。投資総額は約675億円です。 日本GLPは2009年に設立されてからこれまで、物流不動産デベロッパーとして地域コミュニティと地域の皆様と共生し、ともに持続可能な豊かな社会を創っていくことを理念として、全国で物流施設の開発事業を展開してきました。大規模多機能型物流施設である「ALFALINK」はこうした理念の下、Open Hubをキーコンセプトとし、かつてなく開かれた物流施設づくりによる地域との共創を目指しています。 「GLP ALFALINK 茨木」では、拡大を続ける大阪の物流ハブとしての立地や商業施設が併設される本開発の特性を生かし、地域や入居企業との融合、商業施設との連携、物流関連施設との共創により様々な企業と人が集まりコミュニティやビジネス機会が創出される施設づくりを目指しています。 敷地内には、働く人や訪れた方々の自由で快適な働き方、心身の健康の向上を目指し、カフェテリアやコンビニ、託児所などのアメニティに加えフットサルやバスケットボールが楽しめるマルチコートやフィットネスジム、ランニングコースなど利用者すべての方々へウェルネスをもたらす共用施設を整備する予定です。また循環バスを取り入れるなどして他の商業施設と連携を図り利便性を高めてまいります。共用施設は2階をメイン階とし歩車分離による安全性を確保することに加え、倉庫棟と共用棟はブリッジを介して接続し、物流施設3棟すべてを繋ぎ利便性を高めます。バラエティに富んだ共用施設を提供し、様々なシーンで「GLP ALFALINK 茨木」を利用していただくことで、物流施設をより身近に感じてもらい、働く人や地域住民など訪れた人々の豊かな生活をサポートし、心身の健康をも向上できるような施設づくりをおこなってまいります。 施設全体の特徴として、カスタマー同士・来訪者同士をつなぐ仕組みとして、3つのゾーニングをおこないます。「集まる」ゾーンとして、マルチコートや公園など人々が目的を持って訪れる施設を、「誘う」ゾーンとして、カフェやフィットネスジムなど集まるゾーンと連携しカスタマーも来訪者も利用したくなる施設を、そして「繋がる」ゾーンとして、ギャラリーやショールームなど情報配信を促し物流をより身近に感じてもらえる施設を配置する計画です。 「GLP ALFALINK茨木」の第一棟目となる「GLP ALFALINK 茨木1」は、各階への効率的なアクセスを可能にするダブルランプウェイを備え、一区画1,000~5,000坪の柔軟な区画設定ができるほか、1階を両面バースの冷蔵対応、最上階である6階をターミナル対応、2~5階は工場対応も可能とすることで、幅広い業種のニーズに応えるとともに、最先端の庫内自動化にも対応できる設計をおこなっています。BCP対策としては、非常用発電機や防災センターを2階に設置することで、浸水や地震による停電などの災害に備えます。安全対策としては、倉庫棟と共用棟を分けて設計した上で、倉庫棟の入口には顔認証システム付きフラッパーゲートを設置し、就業者の安心・安全な環境を提供します。また、環境配慮面では、屋根上に自家消費用の太陽光パネルを導入し、館内電力の一部を賄います。外部系統から再生可能エネルギーを購入することで、カーボンニュートラル社会の実現も可能とします。 日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「関西で開発する初めての『ALFALINK』である『GLP ALFALINK 茨木』は、すでに大部分が稼働している『GLP ALFALINK 相模原』と『GLP ALFALINK 流山』の経験とノウハウを結集させ、茨木市という立地や初めて商業施設が併設されるという特性に沿った『ALFALINK』の進化系です。本開発地は『ALFALINK』ブランドの中でもヒトが集まりやすい環境であることから、働く方々や地域の方々、そして買い物に訪れた方々にとって魅力が感じられ、生活を少しでも豊かにできるような施設づくりをおこなうとともに、コミュニティやビジネス機会が創出されるような施設を軸としたまちづくりへの貢献を目指してまいります」と述べています。 「GLP ALFALINK 茨木」は名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の結節点となる「吹田JCT」から約6.2kmで、幹線道路(府道14号)に面した敷地に位置し、物流拠点として優れた立地にあります。また、近隣にトラックターミナル、卸売市場、鉄道貨物ターミナルなどの物流関連施設があり、物流拠点として高いポテンシャルが見込めます。そして、大阪内陸での人口密集地である北摂エリアに立地することから雇用確保の面からも優れています。 「GLP ALFALINK 茨木」完成イメージ 「GLP ALFALINK 茨木」新幹線側からの全景イメージ ■施設概要施設名:「GLP ALFALINK 茨木」所在地:大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内敷地面積:約135,000㎡(プロジェクト全体)延床面積:約320,000㎡(プロジェクト全体) <物流施設(GLP ALFALINK 茨木1)>敷地面積:約69,000㎡延床面積:約163,000㎡構造:地上6階建て、PC免震造着工:2022年12月竣工:2024年7月認証取得:LEED認証(予定)、ZEB認証(予定) <物流施設(GLP ALFALINK 茨木2)>敷地面積:約20,000㎡延床面積:約41,000㎡構造:地上4階建て、耐震造着工:2023年4月竣工:2024年7月認証取得:LEED認証(予定)、ZEB認証(予定) <物流施設(GLP ALFALINK 茨木3)>敷地面積:約47,000㎡延床面積:約120,000㎡構造:地上6階建て、免震造着工:2023年12月竣工:2025年7月認証取得:LEED認証(予定)、ZEB認証(予定) ■関西エリアでの開発計画 物件名 GLP ALFALINK 茨木 GLP ALFALINK 尼崎 GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト 所在地 大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内 兵庫県尼崎市道意町 大阪市東住吉区 棟数 3棟 2棟 2棟+商業施設 敷地面積 約135,000㎡(全体) 約163,000㎡(全体) 約56,000㎡ 延床面積 約320,000㎡(全体) 約368,000㎡(全体) – 着工 2022年12月より順次 2023年11月より順次 2025年1月より順次 竣工 2025年7月(全棟) 2026年6月(全棟) 2026年5月(全棟) 物件名 GLP 栗東湖南 GLP 八尾Ⅰ GLP 八尾Ⅱ GLP 尼崎Ⅳ 所在地 滋賀県湖南市石部北 大阪府八尾市郡川 大阪府八尾市郡川 兵庫県尼崎市道意町 敷地面積 約20,800㎡ 約26,900㎡ 約7,700㎡ 約14,200㎡ 延床面積 約42,000㎡ 約54,000㎡ 約16,000㎡ 約28,800㎡ 着工 2022年2月 2022年2月 2022年5月 2022年8月 竣工 2023年3月 2023年2月 2023年4月 2023年10月 ※GLP ALFALINKブランドサイト(https://www.glp.com/jp/alfalink/) ※GLP ALFALINK 茨木/GLP ALFALINK 尼崎 イメージ映像(https://youtu.be/t-xgTqOLwnM)