名古屋鉄道/運送事業の営業利益は前年比31・3%増(2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2022年3月期 490,919 1.9 2,932 ― 13,135 ― 9,370 ―2021年3月期 481,645 △22.7 △16,354 ― △8,146 ― △28,769 ―(注)包括利益 2022年3月期 8,721百万円 (―%) 2021年3月期 △24,232百万円 (―%) (略) 1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当期(2021年4月1日から2022年3月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、引続き厳しい状況で推移しました。緊急事態宣言の解除以降は、経済活動の段階的な正常化を背景に、景気は持ち直しの動きが見られるものの、感染再拡大等の影響により、先行きは不透明な状況にあります。このような状況のもと、当社グループでは、安全を最優先にした事業運営の継続と収支改善等に努めました。その結果、新型コロナウイルス感染症の影響はあったものの、営業収益は、レジャー・サービス事業などでの増収により490,919百万円(前期比1.9%増)となりました。営業損益は、燃料費が増加したものの、前期と比べ19,287百万円収支改善し、2,932百万円の利益となりました。経常損益は、営業損益の改善に加え、営業外損益が改善し、前期に比べ21,281百万円収支改善し13,135百万円の利益となりました。親会社株主に帰属する当期純損益は、固定資産売却益の増加や減損損失の減少などにより前期に比べ38,140百万円収支改善し9,370百万円の利益となりました。セグメント別の主な取組み及び経営成績は、次のとおりであります。 (略) ②運送事業〔主な取組み〕トラック事業では、当社は、機動的なグループ経営体制を構築し、収益力強化を図るため、名鉄運輸㈱に対し、株式公開買付け(TOB)を実施しました。 〔経営成績〕運送事業の営業収益は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた前期から貨物取扱量が回復したことにより134,766百万円(前期比4.6%増)となり、営業利益は、燃料費の増加によりトラック事業は減益となったものの、海運事業の収支改善により3,086百万円(前期比31.3%増)となりました。 (略)