スマートロボティクス/「人とすれ違える」コンパクトな自律走行型搬送ロボットを開発 物流システム 2023.06.17 「人とすれ違える」コンパクトな自律走行型搬送ロボットを開発 スマートロボティクスが中小工場や物流倉庫、医療機関など向けの自律走行型搬送ロボットを開発。カスタマイズも容易。 ロボット開発のベンチャー企業である株式会社スマートロボティクス(所在地:東京都千代田区東神田2-4-6、S-GATE秋葉原8階、代表取締役社長:井島剛志)は横46㎝、縦65㎝、高さ35㎝のコンパクトサイズながら最大150㎏の重量物を搬送できる自律走行型搬送ロボット「SR-AMR150」を開発、販売を開始。 搬送作業の完全自動化が難しく、ロボット専用の走行路も確保できない中小工場、物流倉庫、医療機関、福祉施設など向けに、「人とすれ違うことができるサイズ」を実現しました。既存設備やロボットアームとの連携、荷台などのカスタマイズも可能です。 ロボットは、本体のセンサーと3D(三次元)カメラが自己位置と障害物を検出して自律走行します。操作は、本体のタッチパネル(コントローラー)やパソコンの操作画面をワンクリックするだけで簡単です。搬送ルートにガイドレールは不要で、障害物を自動で回避し、任意のポイントまで移動します。最高速度は1秒間に1.4m。1回の充電で走行できる時間は最長8時間となっています。 テストマーケティングにおいて、「人と共存できる搬送ロボット」「ポイントに配置された人員がタブレットで操作できるシンプルな運用」「既存設備との連携や、将来を見据えた拡張性」などのニーズがユーザーから寄せられ、コンパクトサイズの自律走行型搬送ロボットを開発しました。 スマートロボティクスは「だれもがロボットを使いこなし、社会全体へ浸透する未来を実現する」をビジョンに掲げて2016年3月に設立。これまで遠隔地から運搬、会話、見回りができる「テレワークロボット」や、医療機関向けの「自律走行型殺菌灯搭載ロボット」などを開発、販売しています。 <会社概要>商 号 : 株式会社スマートロボティクス代表者 : 代表取締役社長 井島剛志所在地 : 〒101-0031 東京都千代田区東神田二丁目4番6号 S-GATE秋葉原8階設 立 : 2016年3月事業内容: ロボット関連製品開発・販売/ロボット・ドローン・IoT機器開発(ハードウェア及びソフトウェア)資本金 : 109百万円(資本準備金を含む)URL : https://www.smartrobotics.jp/YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCVpD-_V4ledAoo0p2is8Xdg