ジャパン マリンユナイテッド/次世代省エネ型バルクキャリアRUBINAの引渡し グリーン物流(環境) 2023.06.17 次世代省エネ型バルクキャリア”RUBINA”引渡 2022.04.07 ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:千葉 光太郎)は、4月7日(木)、津事業所(三重県津市)にて建造していた次世代省エネ型バルクキャリア”RUBINA”(ルビーナ)を引渡しました。 本船は、弊社にて長い歴史を誇るパナマックスバルクキャリアの次世代船として開発されたG-Series 80,800 DWT型の更なる発展形となるJ-Series 82,400 DWT型 (J82BC)の第12番船です。 最大の特徴は、当社従来船と同じ船体要目を維持しつつ、最新規則(Common Structural Rules for Bulk Carriers and Oil TankersやNOx(窒素酸化物)排出規制Tier Ⅲなど)を折り込んだうえでも、弊社独自の省エネ技術を活かして燃費低減及び載貨重量の増加を両立している点です。 【本船概要】主要寸法 :全長229.00m x 幅32.26m x 深さ20.20m x 喫水14.55m載貨重量 :82,384トン総トン数 :44,618主機関 :MAN-B&W 6S60ME-C8.5-EGRBP ディーゼル機関1基航海速力 :14.50ノット定員 :25名船級 :NK船籍 :パナマ 【特長】 ・弊社独自の省エネデバイスであるSuper Stream Duct®、SURF-BULB®、ALV-Fin®の最適化により、大幅な燃費削減を達成しています。・新騒音規則にも配慮した低風圧居住区の採用により、実海域性能を向上させています。・従来デザインのG81BCに対して載貨重量を増加しながら燃費性能を向上させたことで顧客ニーズに応えると共に、温室効果ガス(GHG)排出規制であるEEDI(エネルギー効率設計指標) *1に対してはPhase2レベルに達しており環境ニーズに配慮しています。 弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。 *1 “Energy Efficiency Design Index”(エネルギー効率設計指標)の略