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味の素冷凍食品/冷凍米飯工場を集約・強化

SCM・製造拠点 2023.06.17

味の素冷凍食品(株)、冷凍米飯工場を集約・強化

〜米飯事業の構造改革により採算性と資産効率を向上〜

味の素冷凍食品株式会社(社長 : 黒崎正吉 本社 : 東京都中央区)は、2023年3月を目途に、冷凍米飯の自社工場を千葉工場(千葉県千葉市)に集約し、大阪工場(大阪府大阪市)での生産活動を終了します。

味の素グループは、2020-2025中期経営計画の中で、高い提供価値を持つ製品の拡大とオーガニック成長、それに対応した構造改革による事業構造強化を推進しています。また、食と健康に関わる課題解決に経営資源を集中し、健康を軸とした生活者への提供価値向上を目指しています。

当社は、この方針に基づき、コモディティ化・低価格化が進む冷凍米飯領域において、ブランド力や味の素グループの技術による独自価値を持つ「ザ★(R)チャーハン」並びにおいしく減塩を実現する健康栄養製品などへの集中をさらに進めるために生産体制の再編を行います。まず、当社の冷凍米飯専用工場である千葉工場へ19億円の設備投資を行い、低炭素型炊飯ラインを導入し、エネルギー効率を高めると共にきめ細やかな炊飯管理を可能とします。これにより生産性の大幅アップ、環境対応、高品質の独自価値製品への対応力向上を進めます。このことにより約7,000t/年のCO2排出の削減(2020年度国内工場総排出量の約12%に相当)を見込みます。また、大阪工場の生産を2023年3月に終了、千葉工場に移管し、資産の効率化、バリューチェーンの強化を図ります。

当社は、味の素グループの”Eat Well,Live Well.”の実現に向け、食と健康の課題解決に向けた新たな価値を提供し続けるとともに、お客様に安心して召し上がっていただける製品を安定的にお届けできるよう、努めて参ります。

<千葉工場の概要>

(1) 工場名 : 味の素冷凍食品株式会社 千葉工場

(2) 所在地 : 千葉県千葉市美浜区新港230

(3) 従業員数 : 約150名(2022年2月末現在)

(4) 事業内容 : 家庭用、業務用冷凍米飯類

(5) 操業開始 : 1991年11月

(6) 予定 : 2023年4月より生産能力を増強

<大阪工場の概要>

(1) 工場名 : 味の素冷凍食品株式会社 大阪工場

(2) 所在地 : 大阪府大阪市大正区平尾1-3-29

(3) 従業員数 : 約190名(2022年2月末現在)

(4) 事業内容 : 家庭用、業務用冷凍米飯類

(5) 操業開始 : 1970年11月

(6) 予定 : 2023年3月末で生産終了

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