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京セラコミュニケーションシステム/千葉市幕張新都心にて無人自動走行ロボット実証実験を開始

物流システム 2023.06.17

千葉市幕張新都心にて無人自動走行ロボット実証実験を開始

~店舗で購入した商品を指定マンションまでロボットがお届け~

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬 善仁、以下KCCS)は、千葉市幕張新都心の公道(車道)で、無人自動走行ロボットを活用し、店舗で購入した商品を指定マンションまでロボットがお届けするサービスの実証実験を3月10日から開始します。

本実証実験では、イオンスタイル幕張ベイパークの協力のもと、近隣のマンションにお住まいの方が同店舗で購入した商品を、共用ロッカーを搭載した定時巡回するロボットに積み込み、マンションで受け取ります。重量物やかさばる荷物の持ち帰りを支援するロボット活用サービスを実証し、外出や買い物をより楽しんでいただくことを目指しています。

近年、無人自動走行ロボットの活用は、人手不足が深刻化するラストワンマイル配送の課題解決や配送の効率化を実現する手段として、期待が高まっています。KCCSグループでは、ICT技術と情報通信基盤整備などのノウハウを活かし、新しい時代に対応したモビリティサービスの開発を通じて、地域社会へ貢献することを目指しています。

本実証実験は国家戦略特区に指定され、先進的なモビリティサービスの活用を目指している千葉市の支援を受けて実施するものです。

【実証実験について】
1.実施日時

2022年3月10日~ 平日10時~17時(予定)
※悪天候や車両不具合等により走行中止の可能性があります。

2.概要
1台の無人自動走行ロボットが、イオンスタイル幕張ベイパークと近隣の2棟のマンションの間を巡回します。事前登録いただいたモニター参加者(マンション住人)は、イオンスタイル幕張ベイパークで購入した商品を店舗脇の停止場所でロボットに預け、自宅マンション近くの停止場所で荷物を受け取ることができます。ロッカーは大中小のサイズがあり、ロボットに搭載されたタッチパネルを操作し開閉します。

■実証実験のイメージ

3.無人自動走行ロボットについて
ミニカー(長さ2.5m以下×幅1.3m以下×高さ2.0m以下)に準じた大きさで、最高速度15km/hのロボットです。ロボットは無人での自動走行となりますが、走行状況を常時遠隔監視し、自動回避が困難な状況等では近接または遠隔操作に切り替えて走行します。

左側面(ロッカー大5個)左側面(ロッカー大5個)

右側面(ロッカー中5個、小10個)右側面(ロッカー中5個、小10個)

ロッカー大 (幅30.5×奥行45×高さ50cm)ロッカー大 (幅30.5×奥行45×高さ50cm)

ロッカー中 (幅30.5×奥行45×高さ18.5cm)ロッカー中 (幅30.5×奥行45×高さ18.5cm)

ロッカー小 (幅30.5×奥行45×高さ12.5cm)ロッカー小 (幅30.5×奥行45×高さ12.5cm)

4.走行予定エリア
千葉県千葉市美浜区若葉3丁目および、ひび野1丁目の一部区画

※無人自動走行ロボットによる公道(車道)実証のための許可については、関東運輸局から車両の自動走行や近接・遠隔監視での運転操作が可能となるように保安基準緩和認定を受け、千葉県警察から自動走行ロボットの公道(車道)実証実験に関する道路使用許可を取得し、千葉市の協力を得て実施しています。
※ルート上の一部区間は安全確保のため近接操作により走行します。

5.各社の役割

6.今後の取り組みについて
無人自動走行ロボットを活用したサービスは、今回実証する店舗で購入した商品のお届けサービスに限らず、移動販売や巡回警備などニーズは多岐にわたります。今後も自治体や協力企業と連携し、各地域のニーズや課題に即したサービスの実証を行い、無人自動走行ロボットの社会実装に向けて継続的に取り組んでまいります。

*製品の仕様・サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。
*製品名・サービス名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。

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