Yper/ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所の「街中実装パートナー」各団体と協力し新しい配送インフラ構築へ 物流システム 2023.06.17 Yper、「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」に採択、街中実装パートナーと事業共創を推進 ~ ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所との各プロジェクト ~ Yper株式会社(本社:東京都渋⾕区、代表取締役 内⼭ 智晴、ヨミ:イーパー、以下Yper)はこのたび、第一期「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」の採択スタートアップ企業として選出されました。Yperは今春より夏にかけ、株式会社ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所株式会社の「街中実装パートナー」各団体と協力し、新しい配送インフラ構築およびサービス実装に向けた事業化に取り組みます。 「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」https://samurai5g.tokyo/ 「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」は、東京都が推進する「5G技術活用型開発等促進事業」において開発プロモーターに採択された株式会社サムライインキュベートが運営するアクセラレータープログラムです。日本の国際競争力向上に大きな役割を果たす首都東京の「東京版Society 5.0『スマート東京』」の実現に向け、5Gイノベーションの社会実装を通じて人々の生活をより豊かにアップデートすることを目的に、最長3ヵ年度の長期伴走支援で5Gイノベーションの街中実装・事業化を推進します。 「GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO」では、今回の第一期で募集した5つのテーマに合致し、5G活用で課題解決が大きく前進する可能性を秘めた事業を推進する採択スタートアップ4社を2月3日に決定しました。その1社として選出されたYperは、自動配送ロボット「LOMBY」(https://lomby.jp/)を活用したプロジェクト3件に取り組みます。 Society 5.0の実現にはハードとソフトが融合するイノベーションの街中実装が必要不可欠ですが、これにはスタートアップに限らず、様々なプレイヤーとの共創が大きな課題となっています。本プログラムの最大の特徴である「街中実装パートナー」として、東京を中心とする街中に施設・インフラ・モビリティなどリアルな実証フィールド・アセットを有する大手企業・大学など5団体が参画し、採択スタートアップと事業共創しながら生活者のニーズに合う実用的な5Gソリューションの街中実装を目指します。 Yper株式会社 採択プロジェクト概要 ・代表者: 代表取締役 内山 智晴 ・事業内容: 物流ラストマイルの課題解決のため、再配達をなくす置き配バッグOKIPPAを開発、サービス提供しています。現在、自動化・省人化による配送の効率化を目指す自動配送ロボットLOMBYを開発中です。 ・募集テーマ:どこでもラストワンマイル物流が持続可能となる社会の実現 ・プロジェクト:「5G遠隔操作/監視でどこからでも配達員になれる自律走行ロボット」 ・概要: 5G環境下で遠隔操作される自動配送ロボットLOMBYによる完全非対面配送を活用し、人的労働力と物理的な制約を超えた効率的なラストマイル配送サービスの事業化を目指します。 今回街中実装パートナー3社が抱えるアセットにおいて、飲食店から集合住宅へのフードデリバリー、大学構内での宅配物配送、商業ビル内でエレベーター活用した館内配送と言う3種類の異なるシーンにて、地方からの遠隔監視による自律走行または遠隔操作で実証実験を行います。高信頼・低遅延な5G技術を活用することで、遠隔監視/操作時も鮮明な画像配信とリアルタイムでクイックな操作を実現し、人材不足に苦しむラストマイル課題の解決に挑戦します。 ・協力街中実装パートナー:(五十音順) 株式会社ジェイアール東日本都市開発、東京都立大学、三菱地所株式会社 ・事業開発期間:2022年2月4日(金)~2024年3月末(予定) 自動配送ロボットLOMBYについて Yperは2021年4月より新事業AMR事業を開始※、自動配送ロボット「LOMBY」の自社開発を開始しました。LOMBYの最大の特徴は、無人での宅配物と生鮮品などの自動混載機能です。2021年10月の実証実験では、離れた場所に設置したボックス間配送の完全自動化を実現し、既存物流の利便性を確保しつつLOMBYを新たな買い物支援として運用するための収益モデルの検証も行いました。 本アクセラレータープログラム概要 名称 : GO BEYOND DIMENSIONS TOKYO実施期間 : 2021年11月10日(水)~2024年3月末(予定)特設サイト: https://samurai5g.tokyo/ 東京都「5G技術活用型開発等促進事業」の事業概要 東京都では、スタートアップ企業等による新しい日常に寄与するような5G 技術を活用したイノベーションの創出や新たなビジネスの確立を促進するための仕組みとして「5G技術活用型開発等促進事業/Tokyo 5G Boosters Project」を開始しています。スタートアップ企業を支援する事業者として東京都より採択された開発プロモーターが、選定したスタートアップ企業に対して東京都、通信事業者等と連携・協働を図り、スタートアップ企業等の5G技術に関連するサービスなどの開発・事業化を資金的、技術的な側面からのサポート、マッチング支援等ネットワーク面の支援を行うことで、非接触型社会や Society5.0 の実現等を目的としています。⦿事業HP:https://5g-boosters.tokyo/ ※ 「AMR」:autonomous mobile robot 自動配送ロボット。自律走行型協働ロボット/自律走行型搬送ロボットとも言われる。 【参考】■置き配バッグ OKIPPAについてOKIPPAは煩雑な再配達受け取りを不要にする吊り下げ式簡易宅配ボックスです。不在中だけでなく在宅時でも、非対面で荷物の受け取りが可能です。 玄関ドアノブに簡単に取り付けができ、設置工事は不要。使用時以外は手のひらサイズに折りたたんでおけるため、常設していても玄関の場所を取りません。EC(ネット通販)のヘビーユーザーや、宅配ボックスがない住居にお住まいの方などに好評をいただき、2018年9月の一般発売以来、全国で17万個以上が販売されています。(2022年1月1日時点) 盗難や個人情報漏洩対策として、2種の鍵(ドアノブ専用ロックと、シリンダー式南京錠の内鍵)構造を採用。連携可能なアプリでは、盗難補償保険に加入できるだけでなく(*) OKIPPA荷物通知を受け取ることができ、いつでもどこにいても荷物の受け取りと到着確認が可能になります。(*) 東京海上日動と共同開発した専用の盗難補償「置き配保険」(有料サポート)(2018年から提供)https://www.okippa.life/okippa_plus/ ■ 置き配バッグ OKIPPA 製品概要世界3大デザイン賞受賞のエコバッグ「Shupatto」を開発した生活雑貨メーカー株式会社マーナと共同開発。 品名: OKIPPA(バッグ・専用ロック・内鍵、専用バンド、取扱説明書他7点セット) デザイン:全14種 オキッパ柄ネイビー、無地(2種)、ディズニー柄(5種)SHIPS柄(2種)FREAK’S STORE柄、楽天柄(3種) 通常販売価格:4,980円(税・送料込)(オキッパ柄ネイビー, 無地カーキ, 無地ネイビー)5,980円(税・送料込)(再生ポリエステル100%オリジナルデザイン) 材質: 本体/ポリエステル(撥水加工)耐荷重: 13kgサイズ: バッグ使用時/約70×66cm(容量57L)折りたたみ時/約13×13cm(厚さ5cm) ■ Yper株式会社について商号: Yper株式会社設立: 2017年8月3日本社住所: 〒150-0036 東京都渋谷区南平台町13-15代表者: 代表取締役 内山智晴OKIPPA製品公式サイト:https://www.okippa.life/Yper企業サイト : https://www.yper.co.jp/